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作業日誌

作業名 基幹業務 税関連業務 国民健康保険税 現状分析(業務分析)作業(第2回)
日時 平成17年11月18日(金)
13:00〜15:00
場所 第二庁舎 地下第2会議室
参加者 職員:
国民健康保険課 池田主任、宮澤主事、加来主事
企業:【基幹】
三菱電機 古宮、久元、栗林
使った資料
概要

【作業の目標】

  • 前回作成した機能分析表(DMM:以下「DMM」という)をもとに、機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という)を用いて、現行業務がどのような機能と情報の流れになっているのかを整理します。

【当日の流れ】

13:00〜13:05 本日の作業内容の確認(5分)
13:05〜13:10 業務説明表の確認(根拠法令・条例等)(5分)
13:10〜13:20 DMMの確認(10分)
13:20〜15:00 DFDの確認(100分)

【作業内容】

  • 第1回業務分析を踏まえ、事前に業務の流れの矢印や帳票名等を追記したDFDを事前に用意し、確認作業を進めました。
  • 確認作業にあたっては業務説明表、DMM、DFDそれぞれをA3用紙に拡大印刷したものを使用しました。一つのものを共有して作業を進めていくことで、全員の認識を合わせることができ、また、活発な意見交換もできました。
  • 業務説明表については、業務の目的・概要の修正、根拠法令等および所管部署の確認を行いました。業務規模や成果指標については不明瞭な部分もあるため、別途説明のうえ、記入することとしました。
  • 第1回業務分析で作成したDMMをもとに、対象業務を網羅していることを確認した上で、DFDの情報名や業務の流れについて、詳細に確認していきました。
  • DFDの確認作業にあたっては、前回用意できなかった帳票や申請書等を職員が持参しており、業務の流れに沿って、実物を参照しながら円滑に進めることができました。
  • 今回の作業で正式名が不明であった帳票については、後日確認してもらうことにしました。

【出てきた意見】

今回の業務分析の中で、現状業務について以下のような意見がありました。

  • 国民健康保険課が収納業務を含めて実施している理由としては、住民への給付サービスを迅速に対応するために、収納についても最新状況を即座に把握する必要がある。また、資格・収納・給付の3つの業務が密接に連携する必要があるため、現状ではこれらを包括して運用する方が効率的である。
  • 収納業務を自部門で行うためには、資格・給付業務とのシステム間データ連携を頻発に行う必要があり、システムを運用していく上での作業負荷が高いことが現状の問題点となっている。
  • 業務効率化の観点から、収納業務を収納促進課に集約することも考えられるが、住民サービス向上を考慮した場合、収納業務を一元化することが解決策につながるとは一概には言えないとのことでした。
成果物
  1. 業務説明表(1枚)・・・「根拠法令等」「所管課」欄を確認しました。業務の目的・概要の修正を行いました。
  2. DMM(1枚)・・・第1回業務分析の成果物(階層1)を確認しました。
  3. DFD(8枚)・・・階層1を一通り作成しました。また、情報実体(文書、口頭、データ等)についてはDFD上で確認・修正を行いました。
ポイント
  • DFDの確認作業においては、事前にDFD上に情報の流れや帳票名を記載することによって、当日の分析作業の中で、全員の認識を図りながら円滑に進めることができます。また、職員が持参する帳票名との差異や情報の流れを効率良く整理できます。
  • その場で即座に確認できなかった帳票名称や根拠法令の名称については、別途メール等のやり取りで確認することとし、当日作業では、業務の流れや帳票の種類、外部機関などの漏れがないかを重点的に確認します。これにより、作業効率を上げることで業務範囲を漏れなく整理できます。



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