平成14年版 情報通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

4 総合行政ネットワークの構築の推進

−平成14年4月に霞が関WANとの接続を実施

 総合行政ネットワーク(以下「LGWAN」(Local Government Wide Area Network)という。)は、地方公共団体を相互に接続する行政専用のネットワークである(図表1))。
 LGWANは、地方公共団体の組織内ネットワークを相互に接続し、高度情報流通を可能とする通信ネットワークとして整備し、地方公共団体相互のコミュニケーションの円滑化、情報の共有による情報の高度利用を図ることを目的としている。さらに、霞が関WANと接続することにより、国の各府省との間の情報交換を図るものである(図表2))。
 政府は、「e-Japan重点計画」(平成13年3月IT戦略本部決定)において、「すべての地方公共団体を相互に接続する総合行政ネットワークシステムについて、平成13年度までに都道府県・政令指定都市、平成15年度までにすべての市町村における接続を要請する。また、当該ネットワークと霞が関WANとの接続を平成14度から実施する。(総務省及び全府省)」としている。これにより、平成14年4月に霞が関WANとの接続を実施したところである。
 
図表1) 総合行政ネットワークのイメージ
図表1) 総合行政ネットワークのイメージ

 
図表2) 総合行政ネットワークの目的
図表2) 総合行政ネットワークの目的

 

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