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SNSで発信するなら
気をつけたいこと

14旅行中の写真投稿や書き込みによる空き巣被害

旅行先から写真をアップしたら

旅行先から写真をアップしたら

家族で旅行に出かけたQさん。仲の良い友達にも様子を伝えたいと思って、リアルタイムで写真やメッセージを自分のSNSに投稿しました。

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自宅が空き巣に荒らされていた

自宅が空き巣に荒らされていた

帰ったら、家の中がグチャグチャ!留守にしている間に空き巣に入られてしまったのです。投稿内容から不在が知られてしまい狙われたとのことでした。

考えてみよう!

日常の出来事や楽しい思い出を、仲良しと共有したいと思う人が多くなりました。投稿内容が予想外のトラブルに発展しないために、どんな工夫ができますか?

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  • A

    公開範囲に気をつける

    非公開のグループトークや、SNSの非公開アカウントを賢く活用すれば、許可した人だけしか読めないので安心。ただし、「勝手に他所に転載しない!」を全員で守ることが重要です。

  • B

    内容やタイミングをぼかす

    「いいね」が欲しくて公開する子に、とがめるだけでは効果なし。個人が特定される危険も考え、スタンプやボカシをうまく使う、公開は帰った後に、というような工夫をいろいろ考えましょう。

  • C

    悪い人の目線で想像する

    留守だとわかれば空き巣に、ブランド小物を毎日持ち歩くとわかればひったくりに、etc…
    何が伝わると誰に狙われるか、あれこれと想像してみることもトラブルの予防に役立ちます。

学べる!プチ動画 学べる!プチ動画

誰でも読めるSNSへの投稿内容は、犯罪に利用されることも

解説

 長期休暇や連休などは自宅を留守にすることも増えると思いますが、リアルタイムでSNSに投稿すれば、「今、自宅は誰もいません!」 と留守を公言しているようなもの。メッセージアプリのタイムラインへの投稿も同様、“友達限定”にしていなければ誰でも読むことができてしまうので要注意です。

 SNSがきっかけの空き巣被害も深刻ですが、「一人で留守番」が憶測できる投稿も危険。何気ない投稿が取り返しのつかない事態を招かないよう、送信前に必ず読み返す習慣をつけましょう。また、非公開設定でも読んだ人のうっかりで人目にさらされることも。誰が読んでもいい内容に留めるのが、一番安全な方法です。

黒板消し

ワンポイントアドバイス自分の投稿が、悪い事をしようとする人の目に留まることだってある。これを意識できるようになれば、安全確認をする子も増えるはずです。

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