テーマ2 友だちや社会との関わりの中で気をつけたいこと腕試しで自作したウイルスをネットに公開

テーマ 2

友達や社会との関わりの中で気をつけたいこと

プログラミングが得意なDくん、軽い気持ちで人のパソコンにウイルスを感染させてみたいと考え、ウイルスを自作しサイトにアップし公開しました。

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技術をほめてくれた人がいて喜んだのもつかの間、警察官が自宅に。不正指令電磁的記録作成等の罪になるということを初めて知りました。

ウイルスを作ったり、公開しダウンロードさせたりすることは犯罪になる場合があります。法律で禁じられている“不正”な行為について、正しく知っていますか？

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A

不正指令電磁的記録?!

簡単に言えば、ウイルスのこと。他人の機器に感染させるためにウイルスを作成し、サイトにアップすると、刑法上の「不正指令電磁的記録作成等の罪※」に当たることがあります。

※警視庁の公式サイトで解説されています
B

不正アクセスは法律違反

企業等のサーバーへの侵入だけでなく、IDやパスワードの不正な取得・保管等も「不正アクセス禁止法」に反する行為。他人のSNS等に無断でアクセスするのもダメ！
C

実力を評価されたいなら

便利ツールやゲームアプリ等、みんなの役に立つものや楽しめるものを作りましょう。不正行為とは真逆、これなら技術を活かせるだけでなく、将来にもプラスになるはずです。

※動画ページ（別サイト）へ遷移します

　プログラミングはプログラマーやエンジニアを目指す人のためだけでなく、論理的思考力の醸成にも役立つと言われていますが、残念ながら腕試しなどの軽い気持ちで技術を悪用したり、迷惑をかけるような使い方をしたり、面白半分で作った不正アプリをネットで公開するような人もいます。

　正しく使う意思がなければ宝の持ち腐れ。罪に問われ、家族に迷惑がかかるだけでなく、（法令違反の事実がネットに残れば）将来を台無しにしてしまう可能性もあります。プログラミングの技術とともに、その技術を自分にも世の中にもプラスに生かせるよう、技術と共に規範意識も育んでいきましょう。