昭和49年版 通信白書

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第3節 有線放送

1 有線ラジオ放送

 48年度末における有線ラジオ放送施設は7,531施設であって,前年度末に比べ111施設の減となっている。
 有線ラジオ放送は,ラジオの共同受信から始まったものであるが,48年度末現在,ラジオの共同受信のみを目的としたものはわずか3施設にすぎず,その多くは,農山漁村において地域の情報や農事関係のニュースを流すもの,あるいはこれらの業務とラジオの共同受信を併せて行っているもの,街頭において宣伝広告を行うもの及び都市において飲食店等に音楽を送るもの,である。
 農山漁村において地域の情報や農事関係のニュースを流している有線ラジオ放送,あるいはこれらの業務とラジオの共同受信を併せて行っている有線ラジオ放送には,このような業務のみを行っているものと,更にこのような業務のほか電話業務をも行う有線放送電話とがある。48年度末現在,前者は3,998施設であって前年度末に比べ58施設の増,後者は1,556施設であって前年度末に比べ169施設の減となっている。
 街頭放送を行っているものは,48年度末現在1,510施設であり,前年度末に比べ8施設の増となっている。
 都市において飲食店等に音楽を流すものは有線音楽放送と通称され,48年度末現在464施設で,前年度末に比べ63施設の増となっている。
 有線ラジオ放送の都道府県別施設数は第2-5-26表のとおりである。

第2-5-26表 都道府県別有線ラジオ放送施設数(48年度末現在)

 

 

 

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