総務省トップ > 総務省の紹介 > 採用情報 > 総合職技術系(情報通信行政) > I 種技術系(情報通信行政) - 若手行政官コラム 森本 康仁

I 種技術系(情報通信行政) - 若手行政官コラム 森本 康仁

技術系行政官2年生

森本 康仁(平成22年入省)
情報通信国際戦略局 技術政策課 技術係

 平成22年に入省しました、森本と申します。
 入省して早くも2年が経とうとしていますが、まだまだ慣れない仕事も多く、次々と降っては湧いてくる業務に日々立ち向かっております。かつてはコーナーを眺める立場だった私も、ついに執筆をする機会をいただくこととなりましたので、思うところについて書かせていただこうと思います。

○業務の内容について
 私の部署ではざっくり言うと、情報通信技術(ICT)の研究開発を推進しています。とは言うものの、技術系行政官が一体どのように研究開発にかかわってくるのでしょうか。もちろん行政官が自ら直接手を動かして研究をするわけではありません。総務省が今後推し進めるべきICTの研究開発の方向性を決定すると、民間企業や大学等の研究機関に国費を投じ、その研究開発業務を委託することになります。しかし国が民間等の研究機関に業務を委託するからには、研究開発業務をその受託機関にお願いして大丈夫か、研究開発の進捗状況はどうか、委託期間が終了して一体どのような成果が得られたか、等客観的な評価が必要になります。そこで私は、有識者にこれらを評価していただき、そこで得られる意見を行政に反映させるための事務局を運営しています。陰で研究開発の推進をしている、縁の下で支える立場にありますが、同時に自分でもいろいろと考えされられます。一体どのような技術が発達すれば、より生活が豊かで便利になるのかってことですね。

○職場の雰囲気について
 職場は想像していたよりもずっと、いい意味で自由な雰囲気です。入省前は、常に業務でプレッシャーというイメージがあったのですが、幸いにも上司や課内は風通しがよく、もちろん怒られるときはしっかり怒られますが(笑)恵まれた環境だと思います。毎日勉強させていただき、最近ようやく、仕事のやり方・進め方というものが少しずつ感じられるようになってきたような・・・気がします。

○プライベートについて
 社会人2年目にもなると、学生のころの生活とはもうすっかり無縁です。業務はやはり忙しい・・・とは思いますが、土日はしっかり休めます。ここでの過ごし方が、日々の業務への活力となっているのは疑いようのない事実です。しっかり働き、しっかり遊ぶ、といったメリハリのある生活でしょうか、自分には今のライフサイクルがとても気に入っています。
 そしてプライベートで重要なこと!とにかくいろんな人と、いろんな話をして、いろんな体験をして、視野を広げることなんだなって思います。仕事ばっかりしていると、視野が狭くなってしまうような・・・?今後もいろんな人と、いろんな仕事をして意見を取り入れていくわけで、公私問わず常に柔軟な心身でありたいと思います。

○最後に
 情報通信行政の10年後、20年度って一体どうなっているんでしょう。正直自分にも全然想像がつきません。これまでICTが飛躍的に進歩してきて、私たちの生活はとても便利になったと言えます。そしてこの先、ICTはどのような恩恵を与えてくれるのでしょうか。
 ・・・とついついICTのことばかり書いてしまいましたが、総務省では様々な情報通信政策を進めています!他の分野に関しては、いろんな方がこのコラムで紹介をしてくれていますので是非覗いてみて下さい。
森本 康仁・執筆者近影
執筆者近影
森本 康仁・執務室にて
執務室にて


ページトップへ戻る