開催案内
情報通信法学研究会 AI分科会(令和元年度第1回)開催案内
日時
令和元年12月19日(木)13時00分〜16時00分(目途)
場所
総務省第1会議室(中央合同庁舎第2号館10階)
議題(予定)
(1)AI倫理とエージェント
(中川裕志構成員発表)
(2)AI原則は機能するか?
−AI・ロボットを用いることに伴う原則策定の取り組みから法定事項としての位置づけへ−
(新保史生構成員発表)
(3)その他
議題(1)AI倫理とエージェント
概要
- 最近相次いで公開されたAI倫理指針のうち主要なもの、例えば Asilomar AI Principle、IEEE Ethically Aligned Design, 我が国の人間中心AI社会原則などについて、扱っているテーマの変遷について説明する。AI倫理指針ではプライバシーは常に主要テーマだったが、その利活用に焦点をあてたエージェントの議論、およびその拡張であるパーソナルAIエージェントを紹介する。
御発表者
- 中川裕志構成員(特定国立研究開発法人理化学研究所・革新知能統合研究センター・グループディレクター)
〔御略歴〕
- 1980年 東京大学工学系研究科修了(工学博士)
- 1999年〜2018年 東京大学 情報基盤センター 教授
- 2019年〜現在 理化学研究所・革新知能統合研究センター・グループディレクター
〔研究業績〕
- 裏側から視るAI、近代科学社 2019
- プライバシー保護入門、勁草書房 2016
- 東京大学工学教程・機械学習、丸善出版 2015
議題(2)AI原則は機能するか?−AI・ロボットを用いることに伴う原則策定の取り組みから法定事項としての位置づけへ−
概要
- AIや自律型ロボットの研究開発の進展に呼応して、エマージング・テクノロジーの新たな可能性とそれに伴う問題に対応すべく、国内外で様々なルール作りの試みや原則等の提案がなされている。原則策定に向けた取り組みにおいて日本は先行してきたが、AIの研究開発及び利用における汎用的な原則として機能させることはできるであろうか。2015年に公表した「ロボット法 新8原則(新保試案)」の着想経緯を踏まえ、それ以降の原則等策定の取り組みを確認した上で、原則の法的な位置づけを模索する検討を試みる。
御発表者
〔御略歴〕
- 1999年 駒澤大学大学院法学研究科博士後期課程修了
- 2002年 筑波大学図書館情報学系助教授
- 2013年 慶應義塾大学総合政策学部教授
〔研究業績〕
- SHIMPO Fumio, The Importance of `Smooth` Data Usage and the Protection of Privacy in the Age of AI, the IoT and Autonomous Robots, Global Privacy Law Review 1(1) (2019)
- Woodrow Barfield, Ugo Pagallo(ed),SHIMPO Fumio, RESEARCH HANDBOOK ON THE LAW OF ARTIFICIAL INTELLIGENCE, Edward Elgar Publishing(2018)
- Ugo Pagallo著、新保史生監訳『ロボット法』勁草書房(2018)
傍聴の申し込みについて
傍聴を希望される方は、下記の内容を明記の上、
令和元年12月12日(木)17時までに、Eメール又はFAXにて、下記連絡先まで事前に申込みをお願いします。
なお、Eメールでお申し込みの場合は、件名を「情報通信法学研究会 AI分科会(令和元年度第1回)傍聴希望」としてください。
- 会議名「情報通信法学研究会 AI分科会(令和元年度第1回)(12/19)」
- 氏名(フリガナ)
- 職業(お勤めの方は勤務先及び役職)
- 連絡先(Eメールアドレス、電話番号又はFAX番号)
- 車椅子をお使いになられる方は、その旨をお書き添えください。
また、介助の方や通訳の方がいらっしゃる場合は、その方のお名前もお書き添えください。
- 会場の都合により、傍聴希望者が多数の場合は、傍聴者を制限させていただきますので、予めご了承ください。(傍聴できない方には、締切後にお申し込みいただいた連絡方法(Eメール又はFAX)によりご連絡いたします。なお、傍聴可能な方には特段通知等はいたしません。)
- 当日は、身分証明書をお持ちください。
〇 傍聴にあたっての留意事項
傍聴にあたっては、次の留意事項をお守りください。お守りいただけない場合は、退室していただくことがあります。
- 傍聴は指定された場所でお願いします。
- 携帯電話等通信機器等については、電源を切るか呼び出し音を消してください。
- 静粛に傍聴し、喧噪にわたる行為は行わないようお願いします。
- 会議中の撮影、録音は特に認められた場合を除き、行わないようお願いします。 (カメラ撮影を希望される場合は、事前に事務局までご連絡ください。)
- 会議開始5分前までに入室してください。
- 会議開催中の入退室は、やむを得ない場合を除き、ご遠慮願います。
- 会議の進行を妨げると認められる行為は行わないようお願いします。
- その他、議長及び事務局の指示に従うようお願いします。
〇 総務省(中央合同庁舎第2号館)の入館手続
1. 事前登録について
締切までに傍聴登録をいただいた方については入館登録を行いますので、当日は身分証明書をお持ちの上、入館
ゲートの警備員に「所属・氏名」をお伝えください。
※その際、入館者受付票への記入は不要です。
2. 入館者受付票について
締切までに傍聴登録を行っていない方については、当日、身分証明書をお持ちのうえ、入館ゲートにて各自で入館
手続を行ってください。
なお、入館に当たっては各玄関の受付にある「入館者受付票」の記載及び身分証明書が必要となります。
※「事前登録」がない方については、受付にて訪問先担当職員に入館の可否を確認しますので、入館するまでに
かなりの時間を要します。時間に余裕をもって来館いただきますようお願いします。
3.地下鉄口玄関の開門について
地下鉄口玄関(地下鉄霞ヶ関駅直結)は、8時30分〜9時45分までは、混雑緩和のため、一般来館者の受付は行い
ません。当該時間帯は、他の玄関(正面、南又は北)へお回りいただき、入館手続をしていただきますようお願いし
ます。
- 連絡先
- 情報通信政策研究所 調査研究部
(担当:伊藤主任研究官、山中研究官)
TEL:03-5253-5496
FAX:03-5253-5497
E-mail: iicp-chousa/atmark/soumu.go.jp
※迷惑メール防止のため、「@」を「/atmark/」と表記しています。
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