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会見発言記事

川端総務大臣閣議後記者会見の概要

平成24年2月28日

冒頭発言

 おはようございます。お待たせしました。

質疑応答

900メガヘルツ帯周波数の割当て

問:
 今月から幹事が替わります。時事通信などが務めます。よろしくお願いします。まず、幹事社から。いわゆるプラチナバンドの業者割当てですけれども、月内をめどという、一つのめどがありましたが、進捗状況について教えてください。
答:
 この件、900メガですけれども、開設指針を作りまして、これに基づいて審査を行ってまいりました。電波監理審議会の諮問を経ることになっておりますので、明日、29日午後に開催を予定しております電波監理審議会に諮問する予定でございます。今月は明日までありますので、はい。
問:
 読売、川嶋ですが、電波監理審議会、今、メンバーが2人足りないという状況でして、近々、これが定数、定員ぎりぎりまで行く可能性もあるわけですけれども、足りない中でも900について審議を進めるというのは、何かお考えがあってのことでしょうか。
答:
 申請締切りが1月27日でしたので、既に1か月経過しておりますので、特にトラヒックの逼迫状況を含めて、できるだけ早くということも踏まえて、まとまり次第、できるだけ早く開催したいというふうに思っておりました。一応、審査結果がまとまりましたので、一方、2名欠員になっておりますが、この部分は本日閣議決定をされて、今後、国会で審議される予定ですけれども、実は国会日程は国会にお任せすることでありますので、いつまで待つかということも未定でありますので、29日は、一応定足数は満たしているということでありますので、予定どおり開催をさせていただきたいというふうに思っております。
問:
 今、審査結果がまとまったということですけれども、その審査結果の内容、それから、それを決めるに至った理由について、教えてください。
答:
 これは、審議会に諮問をいたしますので、今の時点では、ちょっと内容は差し控えさせていただきます。いずれすべて明らかにさせていただきます。
問:
 すみません、時事通信の赤間ですけれども、その選定に当たっての考え方について伺いたいのですけれども、まず、トラヒックの緩和ということが、まず一つありまして、一方で、新規事業者の機会を奪うべきではないという意見も、通信事業者の中からは出ておりましたけれども、総務省としてどういう点を重視して、審査結果をまとめられたのかという点について、お聞かせいただけますでしょうか。
答:
 ですから、審査結果をまだ公表しておりませんので、そのコメントは、すべて終わってからさせてください。

総理の沖縄訪問

問:
 すみません、共同です。昨日、総理が沖縄を訪問されまして、それで知事、住民ともに、なかなか理解を得るとは言い難い状況だったのですが、今回の訪問の成果をどのように見ていらっしゃいますか。
答:
 総理が初めて行かれて、誠意を持って対応して行かれたというふうに思いますし、沖縄振興に関しては、知事も含め、高く評価をしていただいたというふうに思っております。基地問題に関しては、大変、国としては重要な問題でありますので、引き続き前に進めるようになればいいなというふうには思っております。

国勢調査人口の水増し疑惑

問:
 大臣、よろしいでしょうか。愛知県の東浦町というところで、国勢調査の人口を水増ししたのではないかという疑惑が持ち上がっているのですけれども、この関係で、総務省として、どういうふうに事実関係を把握していらっしゃるかということと、どういう対応をとられているかということをお聞かせください。
答:
 22年国調で東浦町ですか、の調査票の中に常住実態のない世帯が含まれていることは確認をいたしました。したがいまして、昨年10月に公表した確定人口からは除外をいたしました。この過程で、事務処理上何かちょっとミスをしたとかいうものとは言い切れないものが、相当数見つかりましたので、愛知県を通じて再三にわたって実態の解明を求めているところでございます。今月末までには報告を求めているところでありまして、東浦町に対してはですね、この報告の内容を踏まえて、国勢調査の信頼性を確保する観点から、適切に対応してまいりたいというふうに思っています。
問:
 これ、仮に意図的に水増ししたということが分かったような場合というのは、具体的にどういう対応がとられるのでしょうか。
答:
 だから、中身を見てからですね。

社会保障・税一体改革に関する関係5大臣会合

問:
 すみません、時事通信ですけれども、今日、一体改革の5大臣会合があったように思うのですけれども、それについての、何か、どういうことを話し合われたかということと、大臣として何か御発言があったら教えていただけますでしょうか。
答:
 参加者の申合せにより、夕刻の副総理会見でお話しするということに集約していますので、そこでお聞きいただきたいと思います。

国会議員歳費の削減

問:
 大臣、議員歳費のことで、ちょっと伺いたいと思うのですが、国会議員の定数の問題なんかが、今、論議が止まっている中で、党内では、議員歳費の削減という話も、今、出てきているようです。この削減に対して、大臣はどう思っていらっしゃるか、もし削減するとなれば、国家公務員の7.8%というのが、一つ基準になると思うのですけれども、大臣としては、どういう下げ幅が望ましいと思われていますでしょうか。
答:
 いずれも、政府の立場で言及するテーマでありませんので、コメントはありません。
問:
 各社、よろしいでしょうか。ありがとうございました。
答:
 はい、ありがとうございました。

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