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会見発言記事

新藤総務大臣閣議後記者会見の概要

平成25年12月10日


 12月10日の閣議後記者会見の模様です。冒頭、新藤総務大臣から、平成25年度特別交付税の12月交付について説明した後、地方法人課税の見直しについて新藤総務大臣が質問に答えました。


冒頭発言

 お待たせをいたしました。それでは、本日の閣議後会見を始めさせていただきます。

【平成25年度特別交付税の12月交付】
 まず、本日、平成25年度特別交付税の12月交付についての報告をいたしました。
 12月交付額は、今年度の特別交付税総額1兆237億円のうちの2,929億円となるものでございます。この決定に当たりましては、梅雨期等の大雨、台風第18号・第26号等の災害対策を始め、公立病院等における医療提供体制の確保のための財政需要のほか、普通交付税の算定によっては捕捉しがたい特別の財政需要について算定をしたことを発言をいたしました。

 私の方からは以上であります。

質疑応答

地方法人課税の見直し

問:
 初めに幹事社からお願いします。地方法人課税の見直しをめぐる税調の方の論議が大詰めを迎えております。この税調の方の議論どおりに進みましたら、いずれにしても、東京都など自治体によっては、税収に影響が出るところもあるかと思うのですが、こうした自治体に理解を求めるに当たって、大臣としてはどのようなお取組をお考えでしょうか。
答:
 まず、この与党のですね、税調が佳境に入っていると。まだ結論が出てない段階でありますから、まずは、この与党においてですね、税調、きちんとした形でまとめられるものと期待をしております。その上で、私どもは地方団体のことのお話をさせていただきました。この消費税の税率改正に伴いまして、団体によって、交付税がですね、増えるところと、それから、消費税の地方分と相殺されて変わらないところが出てくるわけであります。ですから、こういった地方の税制のですね、偏在性の是正というものは、これはやはり国民的理解を得られるものではないかというふうに思いますし、それぞれの事情があるわけでありますが、地方団体の皆さんには御理解を頂けるものだと、このように思っております。そして、安定的なですね、地方税源を確実とするということは、これは地方の皆さんの総意でもあるというふうに思いますから、私とすれば、今回、この偏在性の是正と、そして、安定財源、税源の確保に向けての結論がですね、出られるように期待をしているというところでございます。
問:
 よろしいでしょうか。大臣、ありがとうございました。
答:
 はい。ありがとうございました。

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