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会見発言記事

高市総務大臣閣議後記者会見の概要

平成27年1月30日

冒頭発言


 おはようございます。
 本日は、官邸で、まず、地方分権改革推進本部がございまして、その後、閣議、閣僚懇がございました。


【労働力調査結果、消費者物価指数、家計調査結果及び統計オープンデータの高度化】

 本日の閣議におきまして、私から、労働力調査結果、消費者物価指数及び家計調査結果について報告をしました。
 その内容については、既に統計局から公表している資料のとおりでございます。
 また、政府統計に関しまして、本日から、オープンデータ高度化の一環として、スマートフォン用の統計提供アプリ「アプリDe統計」のiPhone版の提供を開始いたします。
 それから、API機能を活用しましたアプリ開発支援サイトの立上げなど、利便性を向上させておりますので、是非御活用をいただきたいと存じます。
 詳細につきましては、担当課に御確認をお願いいたします。


【エクアドル共和国とのICT分野での協力に関する覚書締結】

 それから、このたび、総務省は、エクアドル共和国 通信・情報社会省との間で、ICT分野での官民共同プロジェクトを進めることで合意し、覚書を締結いたしました。
 覚書には三つの共同プロジェクトとして、ICTを活用した都市交通管制、ICTを活用した遠隔教育、地デジ日本方式の活用を含むICTを活用した防災が盛り込まれており、今後、両国官民で実用化のための検討に取り組むことといたしております。
 こうしたICT分野での具体的な官民共同プロジェクトの実施を内容とする覚書は、南米諸国との間で初めてのものになります。
 総務省として、引き続き、エクアドル共和国をはじめ南米諸国との、地デジ分野のみならず、ICT分野全般における関係強化を進めてまいります。

 私からは、以上です。


質疑応答

NTT東西の光回線サービスの卸売り

問:
 幹事社、毎日新聞の横山と申します。幹事社から1点、NTT東西の光卸を利用したサービスについて、NTTドコモをはじめ通信各社が発表し始めています。光卸サービスにどのような期待をされているかということと、一方で、懸念など課題があれば教えてください。
答:
 NTT東西の光回線サービスの卸売りにつきましては、異業種を含む様々なプレイヤーとの連携を通じた多様な新サービスの創出や光回線の利用率の向上により、我が国の経済成長への寄与などの期待があります。
 一方で、公正競争の確保や消費者保護の観点で課題があると認識いたしております。
 このような課題への対応として、情報通信審議会の答申等も踏まえて、卸売りサービスを利用するモバイル事業者による過度なキャッシュバックなどについての考え方を示したガイドラインを公表するなど、公正競争の確保に取り組んでまいります。
 また、サービス提供開始に当たり、不適切な営業活動が行われないように、利用者に対する十分な説明や意思確認を徹底すること等を要請するなど、消費者保護にもしっかり取り組んでいきたいと考えております。
 
問:
 では、よろしいですか。大臣、ありがとうございました。
答:
 はい。

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