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会見発言記事

野田総務大臣閣議後記者会見の概要

平成29年11月21日

冒頭発言

 おはようございます。
 本日2件、私の方から報告します。

小型家電リサイクルの実施状況に関する実態調査

 本日の閣議において、私から、環境大臣及び経済産業大臣に対し、「小型家電リサイクルの実施状況に関する実態調査」の結果に基づく勧告を行う旨、発言をいたしました。
 本勧告においては、小型家電リサイクルの一層の促進を図る観点から、
1.市町村に対し、回収量増加に効果的な回収方法や採算性の確保に資する情報を提供すること
2.回収した使用済小型家電の運搬費低減のための取組を実施すること
などを求めています。
 環境省及び経済産業省におかれては、今回の勧告を受け、必要な措置を着実に実施していただきたいと考えています。
 詳細は、行政評価局にお尋ねください。

【福島市、川口市、八尾市、明石市、鳥取市及び松江市の中核市指定】

 本日の閣議で、福島市、川口市、八尾市、明石市、鳥取市及び松江市を中核市として指定する政令が決定されました。
 今後、6市におかれては、来年4月からの移行に向け準備を進め、引き続き適切な行政運営に努めていただきたいと考えています。
 詳細は、事務方にお問合わせください。

 私の方からは、以上です。

質疑応答

規制改革推進会議で検討されている「電波オークション」への対応

問:
 幹事社から1問質問させてください。
 規制改革推進会議で議論が行われている電波オークションに関してなんですけれども、通信・放送事業者が反対、あと、総務省の方も消極的という報道がなされている中、今後、年末の取りまとめに向けて、総務省、野田大臣として、どのようにお考えで、取組んで行かれるか、お聞かせください。
答:
 電波オークションについての議論がなされていることは承知しているし、総務省としても消極的ではなく、中立の立場で必要な資料提供等きちっと行っているところです。
 ここでも何度も申し上げたように、電波というのは、私たち国民の共有の財産というのが一番大事なところで、それを受け取る側、国民1人1人、消費者が良質なものを、そして、安ければ安いほどいいわけですけれども、そういう質のいいサービスをしっかり受け取れるということが、一番出口としては大切なことなので、そこはちゃんと踏まえて、これからの議論を見守っていきたいと思います。
問:
 今、話があった規制改革推進会議で電波についてのヒアリング、この中で、4K・8Kのことについてですね、なかなか意義が理解されなかったと思うんですが、そこら辺はどのようにお考えですか。
答:
 それについては、詳しく私の方に報告が上がってないですけれども、総務省としては、かねてから4K・8Kを積極的に推進していますし、これからも様々なキャンペーンを通じて、私が先頭に立って4K・8Kの高い技術に基づく、また、国民利用者にとって、よりよい受像ができるということで、そういう段階を経て、新技術を理解できるよう取組んでいきたいと思っています。会議の内容については、承知していません。


問:
 よろしいですか。ありがとうございました。
答:
 今日も一日、よろしくお願いします。

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