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会見発言記事

野田総務大臣閣議後記者会見の概要

平成29年11月24日

冒頭発言


 おはようございます。お待たせしました。
 私からの発言は、今日はありません。

質疑応答

地方消費税の清算基準見直しの提言に対する受け止め

問:
 NHKの宮内です。
 幹事社から1問、地方消費税の清算基準についてお伺いします。先日、総務省の有識者検討会が報告書をまとめて、大臣の方に提出しましたけども、その報告書の通り見直しを行えば、東京など都市部の税収が減り、反発も予想されますけども、これについて、今後どのように対応されるつもりか、お考えをお聞かせください。
答:
 恐らくおっしゃっていることは、地方消費税の清算基準の見直しということだと思います。実はこれ、にわかにある話ではなく、前から全国知事会から提言もありましたし、また、与党の税制改正大綱の中にも、人口の比率を高めていこうという方向性が示されてきたものだと思っています。
 ただ、いずれにしても報告書をいただきまして、それが書いてあったことも事実ですけれども、今後は、与党税調の中で議論が行われて、そのプロセスを経て何らかの結論が得られるのだと思っているので、それを待ちたいと思っています。

宮中晩餐会への同性パートナー出席に対する発言の受け止め

問:
 朝日新聞の上栗です。
 昨日なんですけれども、自民党の竹下総務会長が、大臣も出席された岐阜市内のパーティーで、宮中晩餐会に同性のパートナーが出席するのは、私は反対だと。野田さんとは人生観が違うという発言をされているんですけれども、まず、この発言の受け止めと、野田さん自身、この同性パートナーの扱いについてどのようにお考えなのかということをお聞かせください。
答:
 竹下総務会長のお話の趣旨は、自由民主党というのは開かれた、また、多様な意見をぶつけ合うことができる政党だと。私がどう思っているのか確認していないけれども、例えば、竹下総務会長は、そういうお考えを持っているというご披露だったと思います。
 そもそも宮中晩餐会等については、私は所掌するものではありませんので、ここでコメントをすることはありません。
 ただ、私個人的には、多様性を重んじている人間としては、どんな人でも伸びやかに生きられる日本でありたい。そのために何をするべきかというのは、常に模索しているところでございます。

首相との会談

問:
 もう1点だけ。先ほど、この会見が遅れている間に、首相とお2人で話されていたようですけれども、どのような内容だったのか。
答:
 いよいよ来週から予算委員会もございますし、この職を得てから、なかなか総理とお話をする機会も、お忙しいので遠慮しておりましたけれども、少しお時間いただけるということでしたので、総務省の様々な政策の流れ、状況についてとか、また、国策全般について、私の考えとか、意見等々をお伝えしてきました。

郵政3事業に関連する自民党案に対する見解

問:
 郵湧新報の園田です。
 郵政3事業のユニバーサルサービスを維持するための新法、あるいは法改正をしようと自民党が案をまとめたんですけども、それに対する御見解をお願いします。
答:
 まだ直接こちらの方にはお話が上がってきていません。近々、細田先生、森山先生がいらっしゃるということで、御連絡はいただいておりますので、それを受け止めてから、また御報告できればと思います。
 いずれにしても、かつての法律に定められたユニバーサルサービスがしっかり行き届いているかどうかという検証をされることは、よろしいことではないかと思います。

問:
 では、これで終わります。
答:
 はい、どうもありがとうございました。

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