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会見発言記事

野田総務大臣閣議後記者会見の概要

平成30年1月23日

冒頭発言

 おはようございます。
 私の方からは、1件あります。
 
 
「公的住宅の供給等に関する行政評価・監視」の結果に基づく勧告
 
 本日の閣議において、私から、国土交通大臣及び厚生労働大臣に対し、「公的住宅の供給等に関する行政評価・監視」の結果に基づく勧告を行う旨、発言しました。
 本勧告においては、高齢者等の住宅確保要配慮者が安心して暮らせる環境の充実を図るため、
  1. 保証人の確保が困難な公営住宅の入居希望者の円滑な入居のための対応、
  2. 住宅部局と福祉部局との居住支援に関するニーズ共有と、これを踏まえた支援の実施
などを求めています。
 国土交通省及び厚生労働省におかれては、今回の勧告の趣旨をご理解いただき、必要な措置を着実に実施していただきたいと考えています。
 詳細な点は、行政評価局にお尋ねください。
 
 私の方からは、以上です。
 
 
 

質疑応答


国会対応の長時間労働への所感

問:
 国会が昨日から始まりました。国会といいますと、各府省庁の職員さんが夜遅くまで残って、次の日の質問に対する答弁を書いているということがよくあって、これが長時間労働につながっているのではないかという指摘があります。
 女性活躍、あるいは働き方改革を推進している大臣の目から見て、そうした役所での国会対応について、現状、どうご覧になっていますでしょうか。
答:
 この問題は最近の話ではなく、私が国会議員になってからずっと、徹夜、徹夜で深夜遅くまで、女性を含めて待機させられていたり、答弁書を作ったりということで御苦労されていることは十分理解しています。
 数年前、確か自民党が佐藤国対委員長の時に、国家公務員の有志の方たちからオファーがあり、そういう是正を要望されました。確かその当時は、与野党で国対委員長合意みたいな形で申し合わせがあったと思いますが、私の知るかぎり、自民党や公明党はしっかりと質問通告を早めに出すということで取組んできたやに思いますけれども、まだ現実は全党に及んでいないというような実態は聞き及んでいます。
 今回、この間の選挙を経て、また、様々な政党もできたことですし、是非とも各党、これは国会のことなので、各党がかつてのように集まっていただいて申し合わせはできているので、中身は変えずにそれを実行していただくというふうに取組んでいただければありがたいなと思っています。
 私自身も、質問する側ではなくて、答弁する側なんですけれども、その遅れに伴って、負荷がかかることを心配しているので、なるべく普段から想定される質問については、空いている時間にレクを受けたりということで、極力総務省の皆さんを遅くまで働かせないような努力はしていますけど、私だけでは微々たる力なので、是非すべての人が気がついていただいて、取組んでいただきたいなと思っています。

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