おはようございます。
私の方から、3件報告をさせていただきます。
【
消費者物価指数】
本日の閣議において、私から消費者物価指数について報告をしました。そのポイントを説明します。
12月全国の「生鮮食品を除く総合」は、1年前に比べ0.9%の上昇と、12か月連続の上昇となりました。
これは、電気代やガソリンなどの「エネルギー」が上昇したことによるものです。また、「生鮮食品を除く食料」など、多くの品目も上昇となりました。
「生鮮食品及びエネルギーを除く総合」は、1年前に比べ0.3%の上昇と、6か月連続の上昇となりました。
なお、併せて公表した平成29年平均全国の「総合」は、前年に比べ0.5%の上昇と、2年ぶりの上昇となりました。
詳細は、統計局にお問い合わせいただきたいと思います。
【「ユニバーサルデザイン化推進くじ(仮称)」の販売及び宝くじのインターネット販売の拡充】
宝くじに関して2点御報告します。
・収益金を公共施設等のユニバーサルデザイン化の推進に活用する宝くじの発売と、
・インターネット販売の拡充
についてです。
これらは、去る24日に、発売団体で構成する全国自治宝くじ事務協議会において議決されたものです。
まず、「ユニバーサルデザイン化推進くじ」、これは仮称ですけれども、の発売について報告します。これは、昨年12月に私から担当部局に指示をして、総務省から提案し、発売団体に御賛同いただきました。
具体的には、東京パラリンピックの2年前に当たる今年の8月22日から9月11日に、オリ・パラ協賛くじと一体として、合わせて80億円の全国自治宝くじを発売いたします。
公共施設等のバリアフリー化はもとより、多機能トイレや多言語案内表示設備の整備などに収益金、約22億円程度を活用することで、それぞれの団体におけるユニバーサルデザイン化の取組が一層進むことを期待しています。
併せて、国民の皆様にこのくじを購入していただくことによって、「全ての人にやさしいユニバーサル社会」の構築に向けた機運が、社会全体に一層広がっていくことも期待しているところです。
次に、宝くじのインターネット販売の拡充についてです。
近年落ち込んでいる売り上げの回復策の一環として、発売団体が取組んでいるインターネット販売については、地方財源の確保の視点から、総務省重点施策にも掲げ、発売団体とともに拡充を検討してきました。
その結果、今年10月から、「宝くじ公式サイト」において、
・ジャンボ宝くじを含め、ほぼ全ての宝くじがWeb(ウェブ)・スマホで購入できるようになるほか、
・金融機関のインターネット口座を持っていない方でも、クレジットカード決済で購入できるようになり、「いつでも、どこでも買える」宝くじといたします。
売り場が近隣にないなどの事情で、購入の機会を逸していた方をはじめ、国民の皆様に宝くじをより身近に感じていただけることを期待しています。
詳細は、事務方にお問い合わせをください。
【
マイナンバー制度の推進に関する総務大臣書簡の発出】
マイナンバー制度について、「情報連携」や「マイナポータル」、「マイナンバーカード」というマイナンバー制度のインフラを地域住民の方々のために最大限活用するよう促す大臣書簡を、本日、全国の都道府県知事及び市区町村長の皆様へ発出いたします。
これは、現在、各地方公共団体が予算編成時期を迎えていることや、年度当初など行政手続きの繁忙期がまもなく到来することを踏まえ、改めて積極的な取組をお願いするものです。
詳細については、担当が後ほど説明をいたします。
私の方からは、以上です。