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会見発言記事

野田総務大臣閣議後記者会見の概要

平成30年4月3日

冒頭発言

 おはようございます。
 
【2019年G20における貿易・デジタル経済大臣会合の開催】
 
 昨日、菅官房長官より発表がありましたが、日本で初めて議長国を務める2019年のG20における関係閣僚会合として、貿易・デジタル経済大臣会合を茨城県つくば市で開催することが決定しました。
 本会合では、自由貿易の推進や、IoT・AI等の革新的技術を通じて、世界的な経済成長を強化していくための取組について、G20の枠組みで議論を深めていく予定です。
 総務省としては、2016年にG7香川・高松情報通信大臣会合を開催した経験や、これまでのG20における議論等を踏まえ、世界経済の約80%を占めるG20の知恵を結集し、明日のデジタル経済のビジョンを描くための実りある議論を行いたいと考えています。
 会議の成功に向けまして、関係省庁である経済産業省及び外務省、並びに開催地の自治体とも連携しつつ、全力で取り組んでまいります。
 

質疑応答


G20貿易・デジタル経済大臣会合への期待

問:
 G20の貿易・デジタル経済大臣会合がつくばに決まったということで、なぜつくばでの開催なのかということと、どういった議論を期待したいのかというのをお願いします。
答:
 まず、開催地選定については、誘致に名乗りを挙げてこられた自治体がありました。その中から、会場、宿舎、警備などの様々な観点から検討が進められて、また、地方創生の観点も踏まえて、全国各地で開催するというバランスも考慮した結果、政府として総合的に決まったものであります。
 今回の開催地の茨城県つくば市については、言うまでもなく筑波研究学園都市を有する日本を代表する科学技術都市でありまして、最先端のデジタル技術・経済に関する議論を行うに相応しい場所として、私どももですけれども、皆さんも認識していると思います。
 議論につきましては、具体的な議論の方向性について、今年8月のアルゼンチン議長国のG20の議論を見つつ、これから検討していきたいと思います。
 デジタル経済に関しては、世界的なデジタルデバイドの解消、質の高いICTインフラ整備の推進など、包摂的なデジタル経済を実現するための環境整備、セキュリティやプライバシーに配慮した自由なデータ流通の促進、そして、AI等の革新的技術の健全な発展と受容に向けた検討など、デジタル経済を支えるグローバルな政策・規制枠組みの形成等に向けた議論を積極的に進めていくことが重要だと考えているところです。

岐阜女性政治塾の開講の所感と今後の展開

問:
 先週末、岐阜で政治塾を初めて開催されましたけれども、改めてその手応えと、今後、別の地域に展開していくとか、そうしたお考えがあるかお聞かせください。
答:
 まず、お天気にも恵まれて、お約束どおり桜の花咲く4月1日に塾がスタートできたということは、関係各位のお取組と、出席していただいた皆さんのおかげだと思って、大変うれしく思っています。
 これから半年、一応岐阜県の女性がターゲットですので、岐阜県内外の私が出会って素晴らしいと思った様々な知見を有した女性たち、男性の方もいますが、そういう方を講師に迎えて、日に日に政治と自分たちの暮らしの関わりの距離を縮めていければいいかなと思っているところです。
 私も共に学び直して、そして、初心に返って、しっかり仕事の方に反映できればいいなと思います。
問:
 今後はどのようなことを。今後別の地域に展開とか、そういったことはまだ。
答:
 実は、今回限定50人だったんですけど、予想外に180人ぐらいの御応募がありました。選考委員会を開いていただいて、私は全員の方にと思ったんですけど、会場の都合もあり、やむなく80人という枠でお断りをせざるを得なかったんですけど、その方たちが、ほとんどが県外の女性たちでありまして、直接、間接、接する機会がほしいということがありました。
 私の時間的に可能であれば、御要望があったところには出前に行って、同じような女性間の中の優しい政治に対する学びの場を作れればいいかなと思っていますが、具体的にはまだ検討していません。

問:
 なければ、以上で終わります。
答:
 ありがとうございました。

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