総務省トップ > 広報・報道 > 大臣会見・発言等 > 石田総務大臣閣議後記者会見の概要(平成30年11月13日)

会見発言記事

石田総務大臣閣議後記者会見の概要

平成30年11月13日

冒頭発言


 おはようございます。
 今日は初めに2件、ご報告があります。

被災地に対する人的支援に関する総務大臣書簡の発出

 私が視察をさせていただきましたけれども、被災地のご要望がありました中長期の人材確保について、ご要望があったんですが、それを踏まえまして、昨日、私から、全国の都道府県知事及び市区町村長の皆さんに対しまして、職員の派遣について、お願いの書簡を発出をいたしました。
 引き続いて、被災地の人材確保に向けて、継続して取組を進めてまいりたいと思っています。
 詳しくは、担当課に聞いてください。


「多言語音声翻訳コンテスト」の開催

 多言語翻訳でありますけれども、情報通信研究機構(NICT)、総務省はNICTと共同で、言葉の壁をなくすアイデア等の「多言語音声翻訳コンテスト」を実施することになりまして、本日から募集を開始いたします。
 多言語翻訳機は、日本にとって一番大事な「言葉の壁」をなくすということで、ずいぶん技術が進んできましたけれども、より多くの有用な使い方、あるいは技術はないかということ、あるいは、多くの皆さんに身近に感じていただける。まだご存じない方もずいぶんおられますので、そういうことからこういうコンテストをして、総務大臣賞を授与する、そういうことで、技術確保を高めるのと、それから、広めるということをしっかりやっていきたいなと思っております。


 以上です。


 

質疑応答

ゆうちょ銀行の預入限度額の見直し

問:
 郵政民営化委員会でのゆうちょ限度額を巡る議論についてなんですけれども、なかなか結論がでない状態が続いているんですけれども、現時点での議論はどのようになっているかということと、大臣はどのようにお考えになっているかについて教えてください。
答:
 郵政民営化委員会で今、ずっと議論していただいてまして、まだ結論が出ていないという状況ですよね。我々としては、いずれ近いうちに結論を出していただけるのではないかと思っております。
 前から申し上げてますように、実際に限度額の見直しをしてから、ゆうちょ銀行へのシフトは起こってないとか、そういうこともありますし、あるいは、やはり何といっても、地域の利用者の利便性を考えていただく、そういう観点からご議論いただいているというふうに思っております。

被災者生活再建支援基金の拠出に係る地方財政措置

問:
 被災者生活再建支援基金に関してなんですけれども、知事会が積み増しを決定しましたけれども、財政措置はどのように対応するお考えでしょうか。
答:
 被災者生活再建支援基金ということで、被災者生活再建支援法に基づいて、都道府県が資金を拠出して積み立てているということでありまして、累次のいろいろな災害等によりまして、基金がずいぶん減ってきているということで、それで先日の全国知事会議で31年度に400億円を追加拠出すると、都道府県がですね。そういうような決議がされたというふうに聞いておりまして、これは地方債を発行できるし、それに対する総務省としての元利償還の対応もいたしておりますので、これからも引き続き適切に対応してまいりたいというふうに思っています。


問:
 ほか、ありますか。なければ終わります。
答:
 どうもありがとうございました。

大臣の動画はこちら別ウィンドウで開きます

ページトップへ戻る