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会見発言記事

石田総務大臣閣議後記者会見の概要

平成31年2月15日

冒頭発言

 おはようございます。
 私から、1件ご報告があります。
 
【日本放送協会平成31年度収支予算等国会提出の閣議決定】
 
 本日の閣議におきまして、放送法第70条第2項の規定に基づく「日本放送協会平成31年度収支予算等及びこれに付する総務大臣意見」の国会提出を閣議決定いたしました。
 今後、承認に向けて全力を尽くしてまいります。
 
 以上です。
 

質疑応答


NHKの平成31年度予算案に対する総務大臣意見

問:
 NHKの予算案についてお聞きします。本日閣議決定された2019年度の予算案と石田大臣の意見、事業計画に対する大臣意見について、大臣としては特にどの部分に力を入れられているのかを教えてください。
答:
 まず、受信料の公平負担の徹底を図ること。それから、受信料額の適正な水準を含めた受信料の在り方について、引き続き検討を行うということであります。
 それから、相次いだ不祥事ですね、これの再発防止に向けまして、ガバナンス強化とコンプライアンス徹底に全力を挙げて取り組んでいただきたいということ。
 それから、3点目は経営改革を一層推進するため、子会社改革を着実かつ徹底的に進めること等の指摘を行っているところでございます。
 ここ2年、予算については全会一致でご承認いただいておりますので、今回も全会一致のご承認を目指しまして、全力を尽くしてまいりたいと思っております。

統計の日の標語募集

問:
 統計の関係なんですけれども、総務省は今月1日から統計の日の標語の募集を開始したところ、タイミングが悪いんじゃないかと。また、SNS、ツイッター上では、例えば「合わぬなら 作ってしまえ 偽統計」などの、そうした皮肉るような投稿が相次いでいます。こうしたことになっている状況を、大臣、どのように受け止めているのかと、野党からの指摘もありましたが、こうした状況を受けまして募集を中止するとか、あるいは何らかの見直しを加えるとか、何かお考えがあればお聞かせください。
答:
 公的統計の信頼性を揺るがす事案が発生したということは誠に遺憾でありますし、皆さん方に大変ご迷惑をおかけいたしておりまして、申し訳なく思っておりますけれども、これは言うまでもないことでありますけれども、公的統計の重要性、あるいはそれを作成していくためには、何よりも国民の皆さんのご協力が重要でございます。
 そういう意味で、標語の募集は各自治体、学校の皆さんにご協力をいただいて、40年以上にわたって行われてきたということがまずございます。
 今回こういう不祥事が発生したわけでありますけれども、改めてその重要性、あるいは本事業の必要性について、皆さん方のご理解をいただければありがたいなと思っております。
 国会でもご指摘をいただきましたので、改善すべき点は改善するということで、しっかり検討をこれから行わさせていただきたいと思っています。

問:
 ほか、よろしいでしょうか。それでは、終わります。ありがとうございました。
答:
 はい、ありがとうございました。
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