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会見発言記事

石田総務大臣閣議後記者会見の概要

平成31年4月2日

冒頭発言

おはようございます。
私からはありません。
 

質疑応答


改元対応に係る自治体向け通知

問:
 よろしくお願いいたします。1点お尋ねします。新元号に関連しまして、前回の改元の時には自治体に通知を出したとお聞きしておりますが、今回はどのような対応をお考えでおられますでしょうか。お聞かせください。
答:
 改元に係る対応につきましては、前回と同様、地方公共団体において円滑に対応が行われるように、必要な情報提供を行って参りたいと思っておりまして、本日、総務省から地方公共団体あてに通知を出させていただく予定でございます。

過疎地域への支援策

問:
 過疎地域への支援策についてお伺いします。昨日、一部報道で市町村が共同で過疎対策の事業計画を策定することについて、総務省が推進するという方針を固めたと報道がありました。まず、この事実関係の有無についてお伺いしたいのと、また、今後総務省として過疎対策の方向性をどういうふうに考えていらっしゃるのか、併せてお伺いできればと思います。
答:
 総務省において、ご指摘の報道にあったような検討をしているということはございません。 2年後の過疎法の期限を見据えて、平成29年度から有識者会議において、過疎対策全般の課題の整理などを有識者会議で行っているところでありますけれども、過疎対策事業の計画を市町村が共同で策定することや、広域連携のための新たな財源支援策を講じることについて議論された経緯はございません。
 有識者会議では、過疎地域の役割、過疎対策の必要性、新たな過疎対策の理念や施策の視点など、新たな過疎対策の方向性を検討しているところでございまして、今週末には「中間的整理」を公表することとしています。
 また、過疎法は、これはご存じのように、これまで議員立法ということで制定されてきた経緯がございますので、期限切れを見据えて、過疎対策のあり方全般について、各党各会派において議論されているところであり、今後も各党各会派の動向を注視して参りたいと思っております。

ふるさと納税制度

問:
 よろしくお願いします。ふるさと納税についてお伺いします。大阪府泉佐野市が、ネット通販大手、アマゾンのギフト券を再びふるさと納税の返礼品に加えるという一部報道があります。5月末までの期間限定ということなんですけれども、先日、総務省で新基準が公表された直後のこの動き、大臣、どのように思われますか。また、今後どのように対応されていくおつもりでしょうか。
答:
 今お話のあった点について、私は承知をいたしておりません。ですから、なかなかコメントはしづらいところであります。もう少し事実関係を見極めた上で、コメントさせていただきたいと思います。

新元号に対する感想

問:
 元号に関連してお伺いいたします。「令和」についてなんですけれども、「令和」は出典が「万葉集」ということで、確認できるかぎり、初めて日本古典からの出典となります。こうした日本古典を典拠とする元号が選ばれたことについての感想を改めて伺えれば。
答:
 中国古典、日本の古典に関わらず、時代を表すに相応しい元号であるということが、私は大事だと思っておりまして、そういう中で、特に「万葉集」の中から、すばらしい元号が決定されたというふうに思っております。特に総理も記者会見で言っておられましたけれども、「万葉集」というのは本当に幅広い層の歌を集めたものであるということ。それから、何と言いましても文化の薫りがしますよね。こういうことが非常に、これからの時代の先行きを我々として、こういう方向を望むんだという、そういうことが日本国民のみならず、世界中にも理解いただければありがたいなと思っております。
問:
 もう1点なんですけれども、5月1日の新元号の施行に向けて、どういった姿勢で担務に取り組まれていくか、改めてお聞かせください。
答:
 これも先ほどお話にありましたけれども、地方公共団体で遺漏なく進んでいくということが大事だと考えております。そのための取組をしっかりやっていきたいと思います。

問:
 よろしいでしょうか、ほか。では、これで。ありがとうございます。
答:
 いいですか。どうもありがとうございます。
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