会見発言記事

総務副大臣就任の挨拶、就任にあたっての抱負等

問：

　ご就任、おめでとうございます。まず、それぞれ自己紹介と、抱負と意気込み等ございましたらよろしくお願いいたします。

答：

　 （渡辺副大臣）
　 どうも皆さん、はじめまして。今回、副大臣を拝命いたしました渡辺孝一と、後ほど、馬場副大臣の方からも話があると思いますけども、今、司会の方が言われたように、一応担当からはいろいろと資料をいただいたのですが、例えば個人のプロフィールなどはもう皆さんもご存じと思いますので、抱負に絞ってお話をさせていただきますが、私の場合は一昨年、政務官として一年間、先ほども交代式で挨拶したのですが、本当に不慣れな状況の中で職員の方々に助けていただいて、むしろ教えを請うことの方が多かったのかなと反省をしております。むしろ政務官を辞めたあと、その後の1年間が私にとっては、逆に言えば政務官らしい仕事をしていたのかなと反省もしております。
　 というのも、地方に行きまして、このデジタル田園都市国家構想、華々しく花火が上がってスタートはいたしましたが、まだまだ地方においては非常に受け取り方が、濃淡の差がありすぎまして、総理が一人も取り残さないと言った台詞をどのようにその地方の方で実現するかというのは、私にとって今大きな課題でもございます。そういう意味では、情報通信をツールとしてだけで考えるのではなくて、このことで一定、国や地方、あるいは国民の皆さんの感性含めてどのように変わっていくかということをもっともっと高い視点、あるいは皆さんと同じような目線、いろんな立場で話ができるような、そのような副大臣を務めたいと思っております。
　 あと、郵政行政や放送行政につきましても、今、課題が多々あるのを聞いております。それらに関して、最終的には国民の皆さんにどのようにしたら理解していただけるか、さらにはより活用していただけるかということもテーマに置きながら、私は今後仕事をしていきたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。

　 （馬場副大臣）
　 この度、総務副大臣を拝命いたしました馬場成志でございます。私の担当業務は行政管理、行政評価、統計、恩給、地方行政、地方財政、また、地方税制、消防に関することであります。
　 人口減少、少子高齢化に直面する地方の活性化や災害に強い地域づくり、また、自治体のデジタル化の推進など、地方の皆様方の生の声を伺いながら全力で取り組んでまいりたいと思っております。
　 今、渡辺副大臣の方からも話がありましたように、いろんな話を聞かせていただける、そのような仕事をしていきたいと思っております。総務省で仕事をさせていただくのは初めてのことでありますが、私も国政の前に地方議会でずいぶん長い間、地方行政の立場から国と仕事をしてまいりましたので肌感覚ではしっかりと分かっている、そのことをこれから全国の地方自治体の皆様とともに少しでも改善できるように、そしてまた、変化を力に変えるということで総理は言っておりますが、そのことに少しでも貢献できるように頑張っていきたいと思います。
　 皆様方にこれから大変お世話になるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

旧統一教会

問：

　渡辺副大臣、馬場副大臣、それぞれに同じ質問をさせていただきますが、旧統一教会との関係で、旧統一教会、あるいは関連団体と接点を持たれたことはこれまでございますでしょうか。もしある場合は、事実関係も含めて詳細をお聞きできればと思います。また、今後の対応についてもあわせてお聞かせください。よろしくお願いします。

答：

　 （渡辺副大臣）
　 あるか、ないかと言われたら、ありません。今後の対応につきましては、政府の方針どおり一切関係は断つということですので、それを遵守していきたいと思います。

　 （馬場副大臣）
　 私の方から。まず、現在のことを申し上げますと、旧統一教会および関連団体との関係は断っております。今後とも当該団体および関連団体との関係を断つことを徹底いたしたいと思います。
　 その上で、過去の接点があるかとのお尋ねでありますが、党の調査等にも関係がある旨の回答はしておりません。

問：

　今の関係で1問お願いいたします。馬場副大臣は一部報道で、旧統一教会の関連団体との関係を指摘をされることがあったと思うのですが、そのあたりの事実関係等含めてご見解を伺いたいと思います。

　 （馬場副大臣）
　 一部のメディアに取り上げられたことを受けて、当時の経緯を知る知人に確認をしましたけれども、当該団体との関係は確認できませんでした。なお、指摘のあった会合につきましては、10年前、2013年の参議院選挙前に一度だけ開催されたものでありまして、それ以降の開催はありません。
　 いずれにしましても、既に当該団体および関連団体との関係は断っており、今後とも当該団体および関連団体との関係を断つことを徹底していきたいと存じます。

問：

　 ほか、各社さんからご質問ありますか。特になければ以上で終わります。お忙しいところありがとうございました。

答：

　 （渡辺副大臣、馬場副大臣）
　 ありがとうございました。よろしくお願いします。