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会見発言記事

総務大臣政務官就任記者会見の概要

令和5年9月19日

質疑応答

大臣政務官就任の挨拶、就任にあたっての抱負等

問:
  改めまして、ご就任、ご再任おめでとうございます。それぞれご就任にあたりまして、自己紹介、抱負など伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
答:
(船橋大臣政務官)
  初めに私の方からご挨拶をさせていただきたいと思います。この度、総務大臣政務官を拝命いたしました船橋利実と申します。よろしくお願いいたします。
  私は地方議会議員の経験が長くございまして、今回、総務大臣政務官を拝命する中でも、私の担当としては地方行政、財政、税制、そして、消防等を担当させていただくこととなりました。自分自身の地方議会議員の長い経験を活かして、今、人口減少、少子高齢社会に置かれている我が国の中にあって、1,718の市町村それぞれが、これからの自治行政をどう進めていくのか。そのことについて、それぞれの地域の特性を活かして、そして方向性を作っていくことができるようなお支えというものを、鈴木大臣、あるいは馬場副大臣の下、私もその一躍を担わせていただきたいという思いでおりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。以上でございます。
答:
(長谷川大臣政務官)
  それでは、政務官の職を留任となりました長谷川淳二でございます。記者クラブの皆さん、引き続きよろしくお願いいたします。
  担当業務は、引き続き、行政管理、行政評価、行政相談、そして、統計、恩給でございます。
  私は旧自治省に入省いたしまして、総務省、内閣官房などに勤務させていただいて、自治体の現場の経験も積ませていただきました。鈴木大臣には、大臣が地方自治担当の副大臣時代に課長としてお仕えしたご縁がございます。岸田内閣の掲げる変化を力にする内閣、この一員として鈴木大臣をしっかりお支えしまして、渡辺副大臣、馬場副大臣のご指導の下、船橋政務官、小森政務官と力を合わせて、さらに緊張感をもって職責を果たせるように全力を尽くしてまいりたいと思います。
  8か月間勤務をさせていただいて、私の所管分野も様々な変化に直面しております。この8か月間、公的統計のデジタル化、あるいはデータ利活用、さらには行政相談の分野では超高齢社会を見据えた様々な行政課題に対する調査・勧告、また、行政相談では郵便局を活用した行政相談機能強化など、行政を取り巻く状況変化に対応した政策課題に取り組んでまいりました。
  この度、引き続き、職務を担当させていただくことになりましたので、さらに現場に出向かせていただきたいと思います。統計行政、行政相談、自治体と直結をしております。さらに現場に出向かせていただいて、国民の皆さんの声、また、現場の実情をよくお伺いして、総務省の職員の皆さんとも議論を重ねて、こうした総務省を取り巻く状況変化に対応した政策の在り方について、より良い方向を導けるように、大臣、副大臣を補佐して全力を尽くしてまいりたいと思います。以上でございます。よろしくお願いいたします。
答:
(小森大臣政務官)
  この度、総務大臣政務官を拝命いたしました小森卓郎と申します。石川1区、金沢市を選挙区とする衆議院議員であります。
  私は28年ぐらい国家公務員をしておりました。大蔵省、財務省、防衛省、金融庁、それから内閣官房などで仕事をさせていただいております。それから、石川県庁に3年間出向もさせていただきました。
  私の担当でありますが、情報通信、放送、郵政、そして、郵政民営化に関する業務であります。こうした分野は経済や社会の基盤となります大変重要なインフラでありますので、安定的な提供を確保していくというのが非常に大事な使命の一つであろうかと思っております。
  その上で、情報通信技術の発達や普及、そしてまた、通信と放送との融合といったような大きな流れが進行している状況でございますので、これらの分野につきましては、大きな転換点を迎えているものと認識しております。
  足元、喫緊の問題としても、NTTの問題、それから、NHKのインターネット活用業務の問題、広島AIプロセスを含むAIの問題など、幅広く課題に直面しているところでありますので、こうした新たな課題についても、しっかりと時代の潮流に合わせた行政を展開していかなければならないと思っております。
  鈴木大臣、そして、渡辺、馬場両副大臣をお支えし、船橋政務官、長谷川政務官とも連携を取りながら、しっかりとこうした総務省の行政が前に進んでいくように頑張りたいと思っておりますので、また、記者クラブの皆様方にも、どうぞご理解・ご協力をよろしくお願いしたいと思います。以上です。

旧統一教会

問:
  船橋政務官、長谷川政務官、小森政務官、お三方に同じ質問をさせていただきますが、旧統一教会の関係についてお伺いします。旧統一教会や関連団体との接点がこれまでおありかどうかお聞かせください。もしある場合、事実関係も含めて詳細をお聞きできればと思います。また、今後の対応についても併せてお聞かせください。よろしくお願いします。
答:
(船橋大臣政務官)
  では、私の方から。まず、現在のことについて申し上げますが、旧統一教会と政治との関係が問題になって以降、当該団体および関連団体との関係は断っております。今後とも当該団体及び関連団体との関係を断つことを徹底していきたいと思っております。
  その上でお尋ねの点についてお答えいたしますが、いずれも確認できる範囲で、自民党の調査に回答した内容となります。
  まず、関連団体への会合に私が1回出席したということを回答しております。次に、会合への祝電を2回打っているということを回答しております。次に、当該団体及び関連団体に対する会費類の支出として1件回答しております。次に、当該団体及び関連団体からの寄附やパーティー収入として1件回答しております。 次に、私、2012年、衆議院選挙に初挑戦しておりますが、衆議院選挙で4回、昨年の参議院選挙、計5回の選挙において、ボランティア支援という形で電話がけを手伝っていただいた方の中に、関係団体の関係者がいた旨を回答いたしております。以上でございます。
答:
(長谷川大臣政務官)
  私、長谷川淳二に関しましては、旧統一教会につきましては、関係団体も含めて一切関係は持っておりません。今後とも旧統一教会及びその関連団体と関係を持たないように徹底してまいりたいと思います。
答:
(小森大臣政務官)
  私、現在のことをまず申し上げますと、旧統一教会と政治との関係が問題になった昨夏以降だと思いますが、当該団体、そして関連団体との関係は断っているところでありまして、今後とも当該団体及び関連団体との関係を断つことを徹底していきたいと思っております。
  そして、昨年の9月だと思いますが、自民党の調査に回答した内容を皆様にも改めてお伝えいたしますが、関連団体の会合に2回でありますが、書面のメッセージを送付しております。それ以外のものについては特に関係はないということで、党の調査に対して答えているところであります。
問:
  船橋さんにお伺いしますが、先ほどのご回答の中で、関連団体の会合に1回出席したとご回答されていましたが、それはいつ頃のことで、どういった経緯でそういった出席があったのか教えてください。また、会費の支出、これがいくらのものになるのか教えていただけますでしょうか。
答:
(船橋大臣政務官)
  会合については、昨年の参議院選挙の時に個人演説会に出席したというものが1件、報告したものであります。それから、会費の件につきましては、2018年から関連団体への会費月額を支出していたことがありました。こちらについては、2022年8月に退会しておりまして、その後、一切の支出をしておりません。以上です。
問:
  2018年から月額で支出をされた。合わせるといくらになりますか。
答:
(船橋大臣政務官)
  合わせていくらというのは、今ちょっと計算しなければ分かりませんが、月額で言うと3,000円という額で、2022年8月まで会費として納めていたということになりますので、手元に今、2018年のいつからというものがないものですから分かりませんが、経緯としてはそういうことであります。
問:
  関連で船橋さんにお伺いします。出席された会合の1回ですが、これは、挨拶や講演はされたのでしょうか。
答:
(船橋大臣政務官)
  先ほどお答えしたとおり、昨年の参議院選挙の時に、個人演説会という形で会合が開かれたところに出席しておりますから、当然、挨拶はしております。
問:
  演説という形でされたということですね。
答:
(船橋大臣政務官)
  はい。
問:
  ボランティアで電話がけをしてもらった方の中に関連団体の方が、これ、お一人、複数。
答:
(船橋大臣政務官)
  私どもの選挙に関わって、多くのボランティアの方の協力・支援をいただいておりまして、その中で電話がけをいただいていた方の中に、自分達はどこどこの団体に所属をしていたという旨のことを、私どもの選対関係者にお伝えいただいたケースがあったものが確認されているということでございまして、人数等についてまでは、我々から把握しておりません。
問:
  関連団体が団体としてそのボランティアに参加していたということではなくて、電話がけをやっていた方が、たまたま関連団体に所属している方だったということですか。
答:
(船橋大臣政務官)
  いくつかのパターンがあったやに聞いておりますが、電話がけにボランティアで来ていただいた時点で、自分たちの所属、どこから来ましたということを私どもの選対の関係者にお伝えいただいていたケースがあったので確認が取れたということです。我々の方から確認はしておりませんでした。
問:
  それが、この2012年以降の各選挙の時に、ずっとその方がボランティアで参加されてきたということですか。
答:
(船橋大臣政務官)
  同じ方であったかどうかについては、それは確認できていないです。
問:
  複数年に渡ってボランティアをされた方もいたということですかね。
答:
(船橋大臣政務官)
  だと思います。

特に力を入れたい点

問:
  ご担当される中で、特に力を入れていかれたい点について、教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。長谷川政務官にお聞きしたいです。
答:
(長谷川大臣政務官)
  ご質問ありがとうございます。大変お世話になっております。
  私は、今一番、政策立案過程において、EBPMですね、エビデンスに基づく政策立案が重要になる中で、その基盤となる統計行政が極めて重要だと思います。
  ご案内のとおり、統計は、建設工事受注の動態調査の不祥事案等がありまして、品質管理が大変大きな課題でございますし、デジタル化などの統計の効率化も極めて大きい課題ですし、民間のビッグデータも含めたデータの利活用というのも課題になります。そうした多岐に渡る課題を統計が抱えていますので、総理大臣から鈴木大臣に、統計改革を集中的に進めるようにという指示もいただいています。鈴木大臣をしっかりお支えをして、そうした多岐に渡る統計行政の課題についてさらに深掘りをして、具体的な政策に結びつけられるように力を尽くしてまいりたいと思います。以上でございます。

問:
  以上で終わります。どうもありがとうございました。
総務大臣政務官の動画はこちら別ウィンドウで開きます(YouTube)

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