総務省トップ > 広報・報道 > 大臣会見・発言等 > 鈴木総務大臣閣議後記者会見の概要(令和5年10月13日)

会見発言記事

鈴木総務大臣閣議後記者会見の概要

令和5年10月13日

冒頭発言

 おはようございます。
 冒頭、私の方から2件あります。
 
【行政相談週間の実施】
 
 本日の閣議におきまして、行政相談週間の実施につきまして発言いたしました。
 国の行政に関し幅広い分野の相談を受け付ける行政相談につきまして、10月16日から22日までを行政相談週間として、重点的に相談活動及び広報活動を実施いたします。
 この期間を中心に、様々なお困りごとにつきまして1か所で相談できる一日合同行政相談所を全国159か所で開設いたします。
 各地域の相談所の開設予定は、市役所などに掲示するこちらのポスターでもお知らせしています。
 また、行政相談のマスコット「キクーン」を紹介します。
このキクーンは、国民一人ひとりの声をよくお聞きする、また、行政相談を親しみやすくするということをコンセプトにしております。ぜひお気軽に行政相談をご利用いただきますようによろしくお願いします。
 詳細は、行政評価局にお問い合わせください。
 
【IGF京都2023の開催結果】
 
 次に、「インターネット・ガバナンス・フォーラム京都2023」の開催結果についてご報告いたします。
 10月8日から12日までの間、京都におきまして、我が国で初めて開催された今回の会議には、世界中の様々な地域から、オンラインを含めて約9,000名の方が実際に参加し、インターネットに関する諸課題について、熱心に議論が行われました。
 特に生成AIが重要なテーマとなり、岸田総理とともに私も出席しましたAI特別セッションにおきましては、日本が議論をリードしている広島AIプロセスについて、広く国際社会に発信ができました。
G7以外も含めた各国政府、産業界、国際機関、学術界などのマルチステークホルダーから、広島AIプロセスへの賛同や期待が表明されまして、年内の成果の取りまとめに向けて、大変有意義な会議となりました。
 また、この機会を捉えて、渡辺副大臣、小森政務官とともに、国際機関や各国閣僚、グーグルやメタといったAI関連企業とも個別に会談を重ね、今後の協力につきましても議論し、信頼関係を構築できたことも、大きな成果と考えております。
 今回のIGFで議論が交わされた「自由で分断のないインターネット」や「信頼できるAIの実現」に向けまして、引き続き、国際的な議論に貢献してまいりたいと思います。
 詳細は、国際戦略局にお問い合わせください。
 
 以上です。

質疑応答

行政相談制度

問:
  今ご紹介がありました行政相談についてですが、現状の行政相談に関する課題の認識と、今後のデジタル化を踏まえた制度の在り方、あるいは取組みの方向性について教えてください。
答:
  行政相談につきましては、お困りごとを抱えた方にこのような仕組みを知っていただきまして、利用していただけますよう、まずは認知度を向上させることが課題であると考えます。
  常日頃から自治体の広報誌でPRしていただくなど、認知度の向上に取り組んでおりますが、今回の行政相談週間の機会をとらえて、政務三役も含め、積極的な広報に取り組んでまいりたいと思っております。
  また、デジタル化への対応につきましては、昨年度からオンラインによる相談を始めましたが、これを普及させることや、SNSを活用したデジタル広報にも取り組んでまいりたいと思います。

靖国神社への参拝

問:
  来週火曜日17日から靖国神社の秋の例大祭が始まりますが、参拝や奉納の予定はありますでしょうか。
答:
  この場は総務大臣として会見しておりますので、個人としての参拝や奉納の予定につきましては、コメントを控えさせていただきます。

藤井聡太八冠

問:
  総務行政から離れますが、大臣の地元の愛知県瀬戸市出身の藤井聡太さんが一昨日の王座戦に勝利して、八冠を史上初で達成しています。総理も昨日、内閣総理大臣顕彰を授与する方向だとお話されていますし、私たちの取材ですと、今朝になっても瀬戸市興奮冷めやらずという感じです。この件についてご所感を是非伺いたいです。
答:
  すごいですね。本当に感動しました。私も地元でありますし、近くに住んでますし、彼がプロになった頃からずっと応援していました。
  私が駅に旗を持って立ってますと、普通に通っていって、何の偉ぶることもなく、そういう子供だったんですね。それが14歳2ヶ月でプロになって、その時に地元で応援する組織を作りまして、瀬戸将棋文化振興協会というのですが、瀬戸市民だけではなく、今全国からたくさん会員が集まっている会があり、こうやって応援してますので、そういった意味でも極めて嬉しく、本当に感動を覚える次第でございます。
  先ほど閣議で、官房長官の方から正式に藤井聡太氏に対する内閣総理大臣顕彰の授与について報告がありまして、改めて実感したところであります。
  八冠は偉業でありますが、更に精進に努めていただいて、将棋界の歴史を作っていただきたい、そのようなことを期待しています。

問:
  終わりたいと思います。ありがとうございました。
答:
  ありがとうございました。

大臣の動画はこちら別ウィンドウで開きます(YouTube)

ページトップへ戻る