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会見発言記事

鈴木総務大臣閣議後記者会見の概要

令和5年10月24日

冒頭発言

  おはようございます。
 
【NICT法案の閣議決定】
 
  本日の閣議におきまして、国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する等の法律案を閣議決定いたしました。
  本法律案では、NICTのサイバーセキュリティ関連業務について、今年度末に時限を迎えますID・パスワードに脆弱性があるIoT機器の調査を、来年度以降も継続的に実施可能とするとともに、調査対象を拡充するための規定を整備するものであります。併せて、NICTの信用基金を清算して、特定通信・放送開発事業実施円滑化法の廃止等を行うこととしております。
  先日、私もNICTに視察に行きましたが、サイバー攻撃が多発する中で、多様化する中で、NICTのサイバーセキュリティ関連業務の重要性はますます高まっておると感じておりまして、法案の早期成立に向けて、全力を尽くしてまいります。
  詳細は、サイバーセキュリティ統括官室及び情報流通行政局にお問い合わせください。
 
  私からは以上です。
 

質疑応答

700MHz帯における特定基地局の開設計画の認定

問:
  昨日、楽天モバイルにプラチナバンドの割当てが行われました。今回、割り当てられた帯域に楽天が新たに参入することによる期待、あるいは、業界全体に及ぼす影響について教えていただけますでしょうか。
答:
  ご案内のとおり700MHz帯というのは、極めて広いエリアカバーが可能な、いわゆるプラチナバンドでありまして、つながりやすい携帯電話サービスの実現が期待されております。
  今回認定しました楽天モバイルには、プラチナバンドの特性を活かした、よりつながりやすい携帯電話サービスについて、早期の開始に努めていただきたいと思います。
  今回4社目でありますが、楽天モバイルがプラチナバンドを最大限活用して、よりつながりやすい携帯電話サービスを提供できるようになることは、モバイル市場の一層の競争促進に資するものであると考えております。
  総務省としましては、事業者間の競争を通じて、利用者にとって、より良質なサービスが、より納得感のある料金で提供されることを期待しております。
問:
  今のプラチナバンド関連で、解像度を深めたいと思っておりまして、実際にプラチナバンドを楽天が獲得することで、今、競争が起こるとおっしゃいましたが、今後、大手4社の間での値段の競争もそうですし、そういうのが進んでいくのか、お考えをお願いいたします。
答:
  値段も含めて、より良質なサービスが、安価で低廉な形でできることを期待しています。
問:
  実際、昨日、会談されまして、感触として、楽天モバイルはいかがでしたでしょうか。
答:
  頑張って前向きにやっておられると思うので、これをしっかり確認しながら、そういう条件でもありますので、四半期ごとの確認もそうですが、今後の進め方についても確認していきたいと思っていますので、進捗状況等の報告を求めながら、それは認定の条件でありますので、それをしっかりと開設計画の進捗状況を注視したいと思っています。

問:
  終わります。ありがとうございました。
答:
  はい。ありがとうございました。
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