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会見発言記事

松本総務大臣閣議後記者会見の概要

令和6年3月15日

冒頭発言

  私の方からは、今日はございません。

質疑応答

広島AIプロセス

問:
  G7の産業・技術・デジタル相会合がイタリアで開幕して、現地時間の15日には閣僚宣言が取りまとめられる予定です。昨年、議長国として日本が提唱したG7の生成AIのルール作り、広島AIプロセスでは、年末に指針と行動規範が合意されましたが、今回のイタリアでもこれを継承してAIのルールについて議論される見通しです。今回の閣僚会合での議論の取りまとめに向けてどのようなことを期待するか、お考えをお願いします。
答:
  おっしゃったように、現地時間で14、15日、イタリアのベローナとトレントで、G7産業・技術・デジタル大臣会合が開催され、我が国からは河野大臣と総務省からは長谷川総務大臣政務官に行っていただいておりまして、様々なテーマが議論になる中で、おっしゃったようにAIもテーマになるということです。
  昨年、G7の群馬のデジタル・技術大臣会合で、やはり生成AI作りということで、信頼できるAIというものということで議論させていただいた中、サミットで広島AIプロセスという形で、G7で議論を進めていく方向が取りまとめられて、今おっしゃったように12月にはG7の間で包括的政策枠組みということで、世界で初めて方向性を示すことができたと思っていますし、また、国内の方ではガイドラインであるとか、そういった形で対応も進んできています。 本年度議長国のイタリアもこの広島AIプロセスを引き継いでいただいて、議論を進めていただいているところであります。
  やはり1つ大切なことは、世界の各国の政府と、また、民間の皆さんに昨年12月の包括的政策枠組みを含めて広島AIプロセスの方向をご理解いただくと同時にご支持いただいて、また協力していただいたり、規範となっていくものについてはルールを共有して守っていただくということが大事なことになってくるかと思っております。既にG7の間でも認識は共有されて、そういった動きを進めさせていただいているところですが、この閣僚会議、また、閣僚宣言を機に、さらにG7の広島AIプロセスが世界の皆さんに理解されるものになってくれることは大変ありがたいと思っております。
  特にAIについてはご承知のとおり、安全保障や政治にもかなり関わり方がいろいろ課題となっているわけでありますので、民主主義、自由、法治などの価値を共有するG7のAIに関する考え方を、世界の皆さんにも共有していただけるように広げていきたい。そのように期待しています。

問:
  ありがとうございました。

答:
  はい。ありがとうございます。

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