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会見発言記事

総務副大臣・総務大臣政務官 記者会見の概要

平成22年3月11日

冒頭発言

(内藤副大臣)
 皆さんどうも御苦労様でございます。冒頭のあいさつということでありますが、私どもちょっと予定の関係で、ここを5分辺りには出なければいけませんので、あいさつは省いて皆様方からの御質問を受けたいと思います。
 

質疑応答

郵政改革法案(1)

 政府が今国会に提出する予定の郵政改革法案に関してですが、現段階での進ちょく状況と、それから法案決定時期のめど、亀井大臣と原口大臣が今後折衝を行う見通しやタイミングについて、お聞かせください。
 (内藤副大臣)これは皆さんがもう御存じだと思いますが、過日の予算委員会で亀井大臣からこのような発言がございました。来週、あるいは再来週には決めていかなければならないと、そういった旨の発言があったわけでございます。私どももそういったスピード感を持って、この法案策定を進めていかなくてはならないと思っています。当然のことながら最終決定においては両大臣の間、両大臣を先頭に、そして私たちも参画する形で決定をしていかなければならないので、当然のことながら喫緊のうちにそういう場が持たれるだろうというふうに思っております。補足があれば長谷川大臣政務官の方から。
  
 (長谷川大臣政務官)何か御質問があれば。
 今の関連で1点だけ確認なのですが、法案提出は今月中に何とかなりそうかという感じでしょうか。そのスケジュール感は。
    
 (長谷川大臣政務官)今月中に出したいとは思いますが、その決定の時期にもよりまして、それから各省との調整ですとか、法制局との協議ですとか、これは普通の法案ですと大体そのくらいで2か月ぐらい掛かったりするわけです。それをとにかく圧縮してやるにしても3月中に出せるかどうかというのはちょっと確定的には分かりません。努力はいたします。
 

光の道3法案

 先日、政務三役会議で、大臣から光の道3法案の指示が出たかと思うのですけれども、通信担当副大臣としてどのように取り組んでいかれるのかということと、今日、一部の報道で今国会に提出するというような表現があったのですが、大臣が発言されたときは来年以降の国会に提出するというような趣旨で僕は受け止めていたのですけれども、その辺りの整合性というのを教えてください。
    
 (内藤副大臣)この通常国会でというのは私、今初めて伺いました。光の3法案というのはインフラ整備、そしてユニバーサルサービスですね、あともう一つは利活用の促進。先の三役会議では大臣からそのコンセプトが示されたわけでございます。通信担当である私も今後、原口大臣と意識合わせをしながらですね、よりその3法案の具体化を図っていきたいと思います。大臣としては、その場の発言では、この通常国会というふうにはおっしゃらなかったと思います。

事業仕分け

 枝野大臣が内閣府の方で公益法人の仕分け第2弾ということで、今ヒアリングを進められている段階だと思うのですが、その中で総務省管轄のARIB、電波産業会だとか、テレビック、ジブテックなど複数の団体、キーとなるような団体が入っている形だと思うのですが、それに関して副大臣の方から何か議論にかかわるとか、決定したものに対して働きかけるとか、そういう動きが今後あるのであれば教えていただきたいと思います。
    
 (内藤副大臣)皆さんも御存じのように、過日枝野大臣が各省の公益法人、見直しの対象としてリストアップされました。その一つの基準は、過去に国会審議等で天下りだとか、無駄遣い等を指摘された法人ということで、総務省としては8つの法人がリストに上げられているわけでございます。総務省としてはもう皆さん御案内のように、既に契約方法の見直しだとか、あるいは理事の公募を行うなど、他省に先駆けてですね、既にそういった指摘されているようなこと、あるいは過去に指摘されてきたようなことの見直しに向けては動いているわけでございますが、今後も指摘されたことを真しに受け止め、一層厳しくそういった天下りだとか、あるいはまた非効率性、あるいはお金の無駄遣い、そういったものの見直しを進めていきたいというふうに思っております。

郵政改革法案(2)

 郵政の法案に関してですが、12日、明日までに、もし出すのであれば、国会の方に言わなければいけないというのがあると思うのですけれども、そういうことからしますと明日の段階では、ちょっとしばらくというか、今の段階では出せませんということを言うということでよろしいでしょうか。
    
 (内藤副大臣)名前は正確には覚えていないのですが、遅延手続とか、そういう手続をとって、与野党の関係者の皆様方に説明をするという、そういうプロセスを経て先に延ばさせていただきます。
 そういう方針は、そういう方針ということでいいのですか、遅延手続をすると。
 (内藤副大臣)はい。
 
 いかがでしょうか。ありがとうございました。
  
 (内藤副大臣)よろしいですか。どうも御苦労さまでした。
 

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