総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > 我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算

報道資料

平成24年9月28日

我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算

2012年5月時点の集計結果の公表
 総務省は、我が国のインターネットにおけるトラヒック(通信量)の実態を把握するため、インターネットサービスプロバイダ(ISP)6社(注1)、インターネットエクスチェンジ(IX)5団体(注2)及び研究者(注3)の協力を得て、2012年5月時点のトラヒックの集計・試算を行い、今般その結果を別添PDFのとおり取りまとめました。

主なポイント

・2012年5月時点の我が国のブロードバンドサービス(注4)契約者の総ダウンロードトラヒックは、推定で約1.7T(テラ)(注5)bpsであり、この半年間で約1.1倍(8.1%増)となりました(注6)(年換算で約1.2倍(16.2%増))。引き続きトラヒックは増加しています。

・他方、ブロードバンドサービス契約者の総アップロードトラヒックは、推定で約658Gbpsです。

注1:「インターネットイニシアティブ」、「NTTコミュニケーションズ」、「ケイ・オプティコム」、「KDDI」、「ソフトバンクテレコム」及び「ソフトバンクBB」のISP6社
注2:「インターネットマルチフィード」、「エクイニクス・ジャパン」、「日本インターネットエクスチェンジ」、「BBIX」 及び「WIDE Project」のIX5団体
注3:江ア浩東京大学教授、加藤朗慶應義塾大学教授、長健二朗インターネットイニシアティブ研究員、福田健介国立情報学研究所准教授及び関谷勇司東京大学准教授
注4:FTTH、DSL、CATV及びFWA
注5:1T(テラ)(10の12乗)=1000G(ギガ)
注6:2011年11月以前は、集計に協力している一部ISP事業者とブロードバンドサービス契約者との間のトラヒック(ダウンロード及びアップロード)に携帯電話網との間の移動通信トラヒックの一部が含まれていました。今般、当該トラヒックを区別することが可能となったため、2011年11月分より当該トラヒックを除く形でトラヒックの集計・試算を行うこととしました。この数値を元に半年間の増加率を算出しています。

その他

 今般の報道発表に係る集計値については、情報通信統計データベースに掲載します。

関連報道資料

連絡先
総合通信基盤局 電気通信事業部 データ通信課
担当:佐藤課長補佐、岡田主査、齋藤主査
電話:03-5253-5853 FAX:03-5253-5855

ページトップへ戻る