報道資料
平成25年7月26日
IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会
「第二次プログレスレポート」の公表
総務省は、平成21年2月から「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」(座長:齊藤忠夫 東京大学名誉教授)を開催し、円滑なIPv6対応に向けた促進方策について検討してきました。
今般、同研究会において、「第二次プログレスレポート」を取りまとめましたので公表します。
1 経緯
平成23年4月にアジア太平洋地域にIPアドレスを分配しているAPNIC及び我が国のIPアドレスを管理するJPNICにおいてIPv4(注1)アドレスの在庫が枯渇し、ISP等におけるIPv6(注2)インターネット接続サービスの提供が本格化しました。このような状況を踏まえ、同研究会において、平成23年12月に円滑なIPv6対応に向けた促進方策を「第三次報告書」として公表し、平成24年7月に同報告書の内容の進捗状況の検証結果等を「プログレスレポート」として取りまとめています。
同研究会では、本年4月より、IPv6インターネット接続サービスの利用拡大の更なる加速化を図る観点から、第三次報告書及びプログレスレポートにおいて指摘された諸課題への対応の進捗状況について検証を行うとともに、今後の重点課題とその対応方策の検討を行い、今般、「第二次プログレスレポート」として取りまとめました。
2 第二次プログレスレポートの公表
・IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第二次プログレスレポート(
別紙1)
・IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第二次プログレスレポート概要(
別紙2)
(注1)IPv4(Internet Protocol Version 4):現在のインターネットの主要な基本技術として利用されている通信方式。ネットワークに接続されるコンピュータ等を識別するための数字をIPアドレスと呼び、IPv4のアドレス数は約43億個。
(注2)IPv6(Internet Protocol Version 6):IPv4の後継規格であり、ほぼ無限(約3.4×1038(340兆×1兆×1兆)個)に割り当て可能なIPアドレス数を有する。
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