総務省は、平成18年4月より、保護者、教職員及び児童生徒を対象とし、子供たちの安心・安全なインターネット利用のための啓発講座である「e-ネットキャラバン」を、情報通信分野等の企業・団体や文部科学省と協力して全国で実施しています。
青少年がスマートフォンを利用することによって犯罪、トラブルに巻き込まれることを防止するためには、フィルタリングの利用が効果的ですが、青少年のスマートフォンのフィルタリング等の利用率は、平成27年度では45.2%*となっており、利用率の改善が求められています。
そのため、従来の「情報モラル教育(入門編)」の「保護者・教職員向け上位講座」として、「フィルタリングの内容および設定」を中心とした教材を使用する「e-ネットキャラバンPlus」を新設し、保護者・教職員のフィルタリングについての理解の向上を図ることとしました。
今後の活動に関しては、FMMCのホームページ(
https://www.fmmc.or.jp/e-netcaravan/)でご確認ください(リンク変更のため、令和元年8月16日に差し替え)。
総務省では、今後とも「e-ネットキャラバン」及び「e-ネットキャラバンPlus」の一層の推進に取り組んでまいります。
*内閣府「青少年のインターネット利用環境整備実態調査」(2015)