総務省は、平成26年3月から「災害時等の情報伝達の共通基盤の在り方に関する研究会」(座長:山下徹 (株)NTTデータ相談役)を開催し、災害情報を多様なメディアに一斉同報する共通基盤である「Lアラート」の一層の発展に向けて、全国普及に向けた課題や推進すべき対応策等について検討を重ね、同年8月に「普及加速化パッケージ」を盛り込んだ報告書をとりまとめたところです。
今般、「普及加速化パッケージ」の進捗状況をとりまとめましたので公表します。(詳細は
別添
を参照ください。)
具体的には、以下の進捗があったところです。
・ 全都道府県においてLアラートの運用が開始、もしくは運用に向けた準備が進められました。
・ シンポジウムの開催やPRコンテンツの作成など広報戦略を強化しました。
・ ライフライン情報の拡大に向けて、通信分野の情報提供が始まります。
・ Lアラートへの情報入力の簡易化に向けた取組を促進しました。
・ スマートテレビなどメディアとの連携を推進しました。
・ 地域連絡会を開催し、地域における関係者の連携を強化しました。
・ 国連防災世界会議において紹介を行うなど、海外展開を推進しました。
総務省では、今後とも「普及加速化パッケージ」を踏まえ、Lアラートの一層の普及・発展に取り組んでまいります。