情報通信審議会情報通信技術分科会小電力無線システム委員会(主査:森川 博之 東京大学教授)は、平成21年11月からデジタルコードレス電話の新方式の技術的条件について審議を行ってまいりました。
今般、
委員会報告案を取りまとめましたので、本報告案に対し、本日から平成22年4月2日(金)までの間、意見を募集します。
1 概要
コードレス電話は、家庭やオフィス内において使用する電話として、1987年(昭和62年)にアナログコードレス電話(250/380MHz帯)が制度化され、また、1993年(平成5年)には、周波数利用効率等の優れるデジタルコードレス電話(1.9GHz帯)が制度化され広く利用されていますが、高速データ通信等に対応するための機能の高度化は困難となっております。
このような背景を踏まえ、情報通信審議会情報通信技術分科会小電力無線システム委員会では、キャリアセンス等により現行方式のデジタルコードレス電話と共存することによって周波数の有効利用を図りつつ、高速データ通信等の高度化への対応等、新たなアプリケーションを利用可能とする新方式のデジタルコードレス電話の導入に向けて、必要な技術的条件について審議を行い、これまでの審議結果について取りまとめを行い、報告案を策定しました。
つきましては、本報告案に関して、以下の要領により広く意見を募集します。
2 意見募集の対象及び要領
意見募集の締切り:平成22年4月2日(金)午後5時(郵送の場合は同日必着)
3 今後の予定
意見募集の結果を踏まえ、本年4月に報告を取りまとめる予定です。