1 安心・安全情報基盤の経緯
総務省は、平成20年2月から6月までの間、「地域の安心・安全情報基盤に関する研究会」(座長 後藤 滋樹 早稲田大学理工学術院教授)を開催し、国民生活に不可欠な安心・安全に関する情報について、多様な伝達手段を活用して住民に効果的に提供することを可能にするための情報基盤(「安心・安全情報基盤」(通称「安心・安全公共コモンズ」)別紙1)の在り方等について検討してきました。
また、本研究会の提言を受け、平成20年8月から、総務省東海総合通信局主催の「地域の安心・安全情報基盤の実現のあり方に関する検討会」(会長 安田 孝美 名古屋大学大学院教授)において検討を行い、産官学から構成された「安心・安全公共コモンズ東海実証実験協議会」(会長安田 孝美 名古屋大学大学院教授)が主体となって試行的な実証実験を実施してきました。
2 実証実験の実施概要
(1)概要
総務省は、平成21年度「地域情報プラットフォーム推進事業」防災分野(多様なメディアによる住民への災害情報等の提供)を日本電気株式会社に委託し、国・地方公共団体・民間企業の枠を超えた公共情報サービスの高度化等の促進を図るため、安心・安全情報基盤のシステムに係る実証実験を実施します。詳細は別紙2のとおり。
(2)委託先
日本電気株式会社
(3)実施日時
平成22年3月8日(月)13時から16時まで(予定)
(4)実施会場
大阪会場:NEC関西ビル(大阪府大阪市中央区城見一丁目4-24)
東京会場:NEC本社ビル(東京都港区芝五丁目7-1)
<関係報道資料> ○「地域の安心・安全情報基盤に関する研究会」報告書の公表(平成20年7月2日) URL: https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/2008/080702_3.html ○『安心・安全公共コモンズ』第1回実証実験の実施(平成21年2月3日) URL: https://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/tool/kohosiryo/hodo/20/02/0203.htm ○『安心・安全公共コモンズ』第2回実証実験の実施(平成21年2月23日) URL: https://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/tool/kohosiryo/hodo/20/02/0223-2.htm ○『安心・安全公共コモンズ』東海地域における平成21年度実証実験の実施(平成21年6月30日) URL: https://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/tool/kohosiryo/hodo/21/06/0630.htm ○平成21年度「地域情報プラットフォーム推進事業」に係る提案の公募開始(平成21年7月14日) URL: https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu06_000006.html |