1 改正の背景
総務省では、アナログ放送終了に当たっての諸課題を抽出するため、本年度内に予定されるアナログ放送終了リハーサルの実施に向け、関係者の協力とともに検討を行い、本年4月、石川県珠洲市を実施地域として決定してきたところです。
リハーサル実施地域では、視聴者の混乱防止の観点から、「告知スーパー」や「お知らせ画面」といった独自放送により円滑なリハーサル実施の実現が求められています。
このようなことから、本件は、アナログ放送終了を目的に放送するものについて該当する中継を行う放送局の呼出符号等を省略できるよう規定の整備を図るものです。また、今回の改正に併せて、受信障害対策中継放送を行う放送局についても、同様に規定の整備を行うものです。
2 改正の主な概要
呼出符号又は呼出名称の放送を省略できる放送局について、以下を追加する。
(1) アナログ放送の放送局の廃止又は放送の休止に関する告知を放送するもの
(2) 受信障害対策中継放送を行う放送局
3 意見募集対象
無線局運用規則により呼出符号又は呼出名称の放送を省略できる放送局を定める件(昭和34年郵政省告示第509号)の一部改正案【別添】
4 意見募集の期間
平成21年6月23日(火)午後5時必着(ただし、郵送については、平成21年6月23日(火)付けの消印まで有効とします。)
5 意見募集要領
詳細については、別紙の意見公募要領を御覧ください。
なお、本件意見募集の内容については、準備が整い次第、総務省ホームページ(https://www.soumu.go.jp/)の「報道資料」欄及び電子政府の総合窓口(https://www.e-gov.go.jp/)の「パブリックコメント」欄に掲載するとともに、連絡先窓口において配布します。