報道資料
平成21年8月6日
我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算
2009年5月時点の集計結果の公表
総務省は、我が国のインターネットにおけるトラヒック(通信量)の実態を把握するため、インターネットサービスプロバイダ(ISP)6社(注1)(以下「協力ISP」といいます。)及び研究者(注2)の協力を得て、2009年5月時点のトラヒックの集計・試算を行い、今般その結果を
別添のとおり取りまとめました。
主なポイント
- 2009年5月時点の我が国のブロードバンドサービス契約者のダウンロードトラヒック総量は、推定で約1.23T(テラ)(注3)bpsであり、この1年間で約1.4倍(40.3%増)となっています。
- 「ブロードバンドサービスの契約数等(注4)」をもとに算出(注5)した、1契約当たりの平均ダウンロードトラヒック量は、推計で約40.5kbpsであり、2006年5月時点の集計から増加傾向が強まっています。
- ISP同士で交換されるトラヒックのうち、国外ISPから協力ISPに流入するトラヒックは、増加傾向が2006年5月時点の集計から強まっています。今回の集計では、推計で約213.1Gbpsであり、この1年間では約1.4倍(39.6%増)となっています。
- 注1:
- 「インターネットイニシアティブ(IIJ)」、「NTTコミュニケーションズ」、「ケイ・オプティコム」、「KDDI」、「ソフトバンクBB」、「ソフトバンクテレコム」のISP6社7ネットワーク
- 注2:
- 江ア浩東京大学教授、加藤朗慶應義塾大学教授、長健二朗IIJ研究員及び福田健介国立情報学研究所准教授
- 注3:
- 1T(テラ)=1000G(ギガ) (10の12乗)
- 注4:
- 「ブロードバンドサービスの契約数等(平成21年3月末)(平成21年6月19日総務省報道資料)」
- 注5:
- ブロードバンドサービス1契約当たりのトラヒック量の算出に用いた契約数は、FTTHアクセスサービス、DSLアクセスサービス、CATVアクセスサービス及びFWAアクセスサービスの各契約数の合計
その他
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