総務省トップ > 総務省の紹介 > 大臣・副大臣・政務官 > 大臣・副大臣・大臣政務官の動き > 放送ネットワークの強靱化に関する検討会第4回(平成25年5月14日)

大臣・副大臣・大臣政務官の動き

放送ネットワークの強靱化に関する検討会第4回(平成25年5月14日)

5月14日に、今後も放送が災害情報等を国民に適切に提供できるよう、放送ネットワークの強靱化策等について検討を行うため、「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」が開催されました。
第4回の今回は、新藤総務大臣、柴山総務副大臣、橘総務大臣政務官が参加され、有識者によるプレゼンテーション、中間取りまとめに向けた議論等が行われました。


会議の冒頭 挨拶をする新藤総務大臣



挨拶をする柴山総務副大臣



挨拶をする橘総務大臣政務官


 
【動画】挨拶をする新藤総務大臣

テキスト版はこちら



 
【動画】挨拶をする柴山総務副大臣

テキスト版はこちら



 
【動画】挨拶をする橘総務大臣政務官

テキスト版はこちら



新藤総務大臣挨拶

  それでは、皆様方、大変お忙しい中にもかかわらず、放送ネットワークの強靱化に関する検討会、第4回目を開催をしていただきました。山本座長はじめといたしまして、皆様がこのような時間をとっていただくのは大変なご苦労があること、私も承知しておりますので、短期間の間に頻度を上げて開催をしていただいていることを、まず御礼を申し上げたいと思います。 
  また、この放送ネットワークの強靭化、今、我々がテーマにしている問題は極めて重要な問題であり、今後の将来を、形をつくっていく意味において、非常に意義ある議論をしていただいていると思っているわけであります。今後、中間取りまとめに向けた本格的なご議論が収れんされていくと思いますし、既にいろいろとご提案いただいている強靭化に関することについて議論を深めていただきたいと思うんです。 
  あわせて、もう一つはやはり、これからのラジオと他のメディアとの連携、そういったもので新しい取り組みが見えるかどうか、私たちは現状の課題を整理するとともに、解決するとともに、次なる新しい目標を設定できるかどうかということも、この検討会の中でご議論いただきたいと願っているわけでありますが、すばらしいご提案がいただけるんじゃないかと大いに期待をしているところであります。私も、ここで1回方向を定めて、行政とそして放送界と、またいろいろな関係の方々が目標を共有する中で、その実現に向けて精いっぱいのお手伝いをさせていただきたいと、このように思います。 
  それから、あわせて、与党自民党のほうでも、国土強靭化の調査会が本日午前中に開かれました。そこに行ってお話もしていただいたということでありますが、私はこの国土強靭化の中に通信、放送の部分の要素も取り入れるべきだと、これは二階先生に直接申し上げたことがございます。どうも、強靭化というと、何かもう一回新しい公共事業をやり直すのかというようなご議論をされる方もいらっしゃいましたが、もちろん、命を救うための、そして国を強くしなやかにするための国土づくり、国土形成をしていくわけでありますから、それは当然のごとく社会資本整備をするんです。でも、それに加えて、情報通信ですとかソフト、こういった部分のインフラも強靭化を果たしていかなくてはならないと。そうでなければ、いざというときに、これは人の命を助けることができない、また、混乱を整理することができないということを、我々は2年前に痛感をしたわけであります。ですから、そういったことも含めて、ぜひ今日のこのご議論は政府内のいろいろなレベル、また、いろいろな分野に波及させていきたいと思っています。 
  これから5月の中旬、そして6月にかけまして、政府の骨太の方針、それから成長戦略というものをつくってまいります。そして、まず、目の前の直近としては、来年度の、26年度の概算要求といったものが始まるわけでありまして、そういう中にしっかりと反映できるように我々も心がけてまいりたいと思いますので、大変、何度も言いますが、短期間に頻度を上げて開催していただいてご迷惑をかけておると思いますけれども、ぜひそういった、今、状況にあるということをご理解いただいた上で、意義あるご議論を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。大変お世話になります。ありがとうございます。
 


柴山総務副大臣挨拶
  
  各構成員の皆様、お忙しいところお集まりをいただきまして、改めて心から感謝申し上げます。 
  前回の会合では、音座長代理から海外のメディアの状況について、また、放送事業者の方々から難聴問題についてご議論をいただきました。今日は、災害時における放送の役割について中森構成員から、また、コミュニティFMの現状及び経営状況について日本コミュニティ放送協会荻野会長から、そして、技術面から見たラジオの特性、海外の動向等についてNECの皆様から、それぞれ分析や課題についてお話をいただく予定としております。 
  今、大臣からお話があったとおり、今日、取りまとめの骨子についてもご議論をいただく予定でありますけれども、ぜひ、今お話があったように、これからの未来を見据えた形の取りまとめがどのようになるのかということについて、未来志向の視点も盛り込んだ形の、例えば、今お話があったような、情報と通信の融合のお話も出ましたけれども、そういう形での取りまとめということができればなと思っております。今、大臣からご紹介があったとおり、今朝、国土強靭化総合調査会、自民党のほうで開催をされまして、民放連の三木ラジオ委員長にもご出席をいただいて、有意義な議論がされまして、私もその場に出席をしております。ぜひとも活発なご議論をお願いをして、よい方向にいきますことを心から祈念を申し上げまして、一言挨拶とかえさせていただきます。


橘総務大臣政務官挨拶

  マイクを使って失礼いたします。皆様方には、いろいろとご多忙の中、今回の第4回会合もご出席を賜りまして、まことにありがとうございました。取りまとめ骨子(案)をお示しし、それについてご議論をいただき、また、今回特にラジオと他メディアとの連携ということでそれぞれまた新しいアイデアも持ち寄っていただいて、ご披露も賜ったわけであります。ラジオというものの響きというのは、何となくやっぱり温かいなという、別に映像が見られるわけじゃないんだけれど、その音声というものが訴えかける、先ほどパーソナルという話がございましたが、非常にいいメディアであり、また災害時には大変大きな威力を発揮するメディアであるということがわかっているわけであります。それの実情において皆様方から出されていただいたいろいろなご意見、これをまたどうこなしていくかということについては、当然、金銭的なこともあるでしょうし、規制制度面、法制度みたいなこともあると思います。また、それぞれにお取り組みいただかなきゃいけないこと、あるいは今日、連携ということもキーワードになったのですけれども、そうやって周りとまたつながっていかれるという解決策もあるんだろうと思います。そういったことについて、今日の皆さんにご議論いただいたことを土台に、さらに報告書というものに向けて、これをさらに肉づけをして、また皆様方のご議論をいただこうと思っております。また、今日は最後に話題になりました、災害時、平時それぞれのいろいろな決まり事、そういったことについてはまた事務方で整理をして、またお示しもできるかなと思っております。もう少し、大臣も非常に熱い思いもお持ちでございますので、そういったものもお酌み取りいただきながら、もうひと頑張り、お互いに汗をかいて、いい報告書に、いい取りまとめに仕上げてまいりたいと思いますので、引き続きのおつき合いのほど、どうかよろしくお願いして、ご挨拶とさせていただきます。ご苦労さまでございます。

ページトップへ戻る