大臣・副大臣・大臣政務官の動き

ICT街づくり推進会議第5回(平成25年12月13日)

平成25年12月13日(金)、第5回ICT街づくり推進会議が開催されました。
今回の会合においては、現在実施中の実証プロジェクトの進捗報告が行われ、また、構成員の方々より、ICTを活用した新たな街づくりの成功モデルの実現や普及展開に向けて、それぞれのお立場からご意見・ご提言を頂きました。


挨拶をする藤川総務大臣政務官


 
【動画】挨拶をする藤川総務大臣政務官


藤川総務大臣政務官挨拶

 皆様方、改めましてこんにちは。 
 本日は大変お忙しい中、ご参集を賜りましたこと、まずもって心からお礼を申し上げます。ICT街づくり推進会議の開催に当たりまして、ほんとうに皆様方に日ごろご尽力をいただいておりますことを政務官としても、総務省としても心から感謝申し上げます。 
 実は、今週火曜日、10日に、一つの実証地域であります私の地元愛知県の豊田市に参りまして、ICT街づくりのプロジェクトを体験させていただきました。交通と医療の融合ということで、豊田市足助地域というのは古くからの長野県塩尻に尾張の里の物品、特に塩を運搬する地域でありまして、古い地域で栄えたところではありますが、中央本線開通とともに、やはり過疎の道をたどり、今日に至っているわけでございます。しかし、古くからそこに住み、ふるさととする人たちが多くいる中で、そうした中山間域のこれからの街づくり、それを進める上でもICというのがやはりこれからの地域の繁栄、そして生活者の幸福づくりにこれほど生かされるのかということを改めて痛感させていただきました。 
 やはり交通と医療との融合、なかなか最初は私も、座長はじめ皆様方が5カ所の認定をしていただいた上での推進ということでありましたが、すばらしい成果を生んでいるということに改めて心から感謝を申し上げます。それぞれの地域が抱える課題、状況は、ほんとうに多くのふるさとそれぞれで千差万別であります。その元気な地域のため、そしてこの日本という国の発展のためにも、まずは地域が元気にならなければ何も進まない。そうしたことで今回、現在進められておる約30の地域実証プロジェクトが地に足がついたものとなるように、また岡座長はじめそれぞれの皆様方に大きな大きなお力、フォローアップをしていただいて、応援を賜りたいと心から思います。 
 こうしたプロジェクトはこれから個々の取り組みだけではなく、広域に展開していく必要があると思います。そのためには、それぞれの地域で自立的に継続してそれぞれの街づくりモデルがわかりやすく提示をしていく必要もあると考えております。さらに、グローバル競争が激化している中で、我が国発のICT街づくりモデルが海外にも大きく展開をされて、我が国の国際競争力を強化させることも待ったなしの状況であります。 
 岡座長をはじめ構成員の皆様方におかれましては、多くのご意見、ご経験を生かした地域密着型の活発なご議論を心からお願いを申し上げ、冒頭、一言ご挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

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