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平成27年国勢調査協力者会議(第1回)(平成26年7月29日)

平成26年7月29日、上川総務副大臣は「平成27年国勢調査協力者会議(第1回)」に出席しました。
本会議では上川総務副大臣が挨拶を行ったほか、平成27年国勢調査の実施に向けた協力体制を確立することを目的とし、マンション関係団体等へ調査協力の支援をお願いしました。


挨拶をする上川総務副大臣



【動画】挨拶をする上川総務副大臣


上川総務副大臣挨拶


 皆様今日は。本日は大変お暑い中、またお忙しい中を「平成27年国勢調査協力者会議」にご参加いただきまして誠にありがとうございます。日頃より統計行政に対しまして格別の御高配をいただきましたことこの場を介して感謝申し上げる次第でございます。ありがとうございます。 
 来年、いよいよ10月1日でございますが、平成27年国勢調査を実施することになります。国勢調査はご案内のとおりでございますが、我が国に居住するすべての人を対象とする国の最も基本的な統計でございます。その結果は国及び地方公共団体が推進いたします、例えば少子高齢時代におきましての様々な施策の実現やまた社会福祉の実現のための対策作り、あるいは雇用・防災などの様々な分野の基礎的な資料として大変大事なインフラになっているところでございます。さらに、国・地方公共団体が実施する様々な統計調査の基礎となる役割も担っておりますし、データそのものが民間の皆様にも幅広く活用され、そしてそれぞれの分野で生かされるということでございます。そういう意味では我が国のあらゆる施策あるいは活動の最も大事な基礎となるということでありまして、その意味で正確にしっかりと実施していくということが統計データそのものの信頼性という意味でも大変大事なことであると考えております。
 特に今回の調査では我が国で初めて全世帯を対象とするオンライン調査を実施するということでございます。おそらくオンラインによります回答数につきましては1千万を超えるのではないかと予測しておりますし、その意味でも世界で最大級の規模の新しいスタイルによる調査になると考えております。また、スマートフォンでの回答も可能にするということでございまして、我が国のもてるICTの力を最大限発揮するという意味でビックチャレンジという形で位置づけまして現在、鋭意準備を進めているところでございます。
 本日の会議におきましては、「マンション関係団体」の皆様、そして「高齢者関係団体」の皆様にお集まりをいただいているところでございます。近年、統計調査におきましても集合住宅などでは大変調査が厳しい状況にあるということで、私も地元で皆様悲鳴をあげながらそれでもがんばっていらっしゃるという姿を拝見しておりますと、そうしたご苦労がしっかり実を結ぶことができますように様々なバックアップをしていく必要があるということを強く感じるところでございまして、そういう意味で皆様のところにおきましても様々なご協力をいただくということで今日の日、第1回目のキックオフをさせていただいたところでございます。
 これまでにも国勢調査の実施については周知・徹底あるいは調査員の募集に関しての様々な周知活動に対してご協力を賜っているということでございまして、重ねて御礼申し上げますとともに、来年の国勢調査の成功に向けまして更なるご協力を賜りたいということで今日の日よろしくご議論いただけますようお願いを申し上げる次第でございます。私の方からの冒頭の挨拶に変えさせていただきたいと思います。
 また、補足でございますが、私、総務省の政務官を実は前回の調査のあとの集合住宅等で大変難しい環境の中で取り組まれていたということでございまして、この総務省内で調査委員会を設置して議論をしたことがございます。そうした議論の成果が今回のような形でICTの利活用というような方向で生かされていき、今回初めてということでございますのでそれが確実に成果を上げて成功する、この実績を示していく、ということが何よりも大事なのではないかと思っております。また、様々なご意見等があると思われますので忌憚なくお寄せいただきまして、このビックチャレンジをご一緒していただけますようによろしくお願い申し上げましてご挨拶に変えさせていただきます。ありがとうございます。

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