総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 中国総合通信局 > 報道資料 2015年度 > 広島県内のAMラジオ難聴対策でFM補完中継局に予備免許

報道資料

平成27年6月22日
中国総合通信局

広島県内のAMラジオ難聴対策でFM補完中継局に予備免許

都市型難聴解消で広島市をカバー
  中国総合通信局(局長:黒瀬泰平)は、(株)中国放送から免許申請のあったFM補完中継局に対して、本日、予備免許しました。
  本中継局は、広島県広島市及びその周辺で発生している都市型難聴及び地形的・地理的難聴を解消することを目的に設置するものです。
  なお、都市型難聴及び地形的・地理的難聴としてのFM補完中継局は広島県内初となります。
* 予備免許した中継局の概要

1 申請者         株式会社中国放送
2 送信所設置場所   広島県広島市南区
3 局名          FMRCC広島
4 周波数        94.6MHz
5 空中線電力     1kW(最大実効輻射電力2.2kW)
6 放送区域概略図  別紙PDF【121KB】のとおり

【FM補完中継局】
  FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において災害対策等のために超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。
  総務省では、「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」の提言(平成25年7月公表)を踏まえ、ラジオにより平時の生活情報や災害発生時の被災情報、避難情報といった国民に必要な情報が適切に提供されるようFM補完中継局に関する制度整備を行ってきました。
  FM補完中継局は、主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV−Low帯域の一部(90〜95MHz)の周波数を使用することとし、従来より、開設可能であった外国波混信対策を目的とするものに加え、平成26年5月7日から、災害対策又は都市型難聴対策及び地理的・地形的難聴対策を目的とするものの開設が認められることになっています。

 

連絡先
照会先:放送部 放送課
電話:(082)222-3382

ページトップへ戻る