報道資料
平成30年3月13日
中国総合通信局
「中国地方漁業無線連合会」を全国表彰
〈中央非常通信協議会が漁業無線による広域訓練を表彰〉
中央非常通信協議会(会長:渡辺 克也 総務省総合通信基盤局長)は、漁業無線を用いた広域の非常通信訓練を推進した功績により、中国地方漁業無線連合会(会長: 景山 一夫 鳥取県無線漁業協同組合長)を表彰しました。
中央非常通信協議会表彰は、非常通信(※)の円滑な実施の確保を図ることを目的として、非常通信の実施等に功績のあった個人及び団体を表彰するもので、平成2年から実施しています。
なお、表彰式は、平成30年3月14日(水曜日)に総務省で行われます。
(※)非常通信とは、災害時等において、人命の救助、災害の救援、交通通信の確保又は秩序の維持のために行われる通信です。
- 受賞者
中国地方漁業無線連合会(会長: 景山 一夫 鳥取県無線漁業協同組合長)
(功績の概要)
平成26年度から毎年度、漁業用海岸局による非常通信情報伝達訓練を四国漁業無線連合会等の関係団体とともに広域連携で実施し、中短波・短波による情報伝達手段の広域性や公衆回線に依らない独自回線等の有効性を確認。また、この取組は、平成29年度には、全国規模での漁業用海岸局間の非常通信訓練に発展しており、災害時等における非常通信の確保に貢献。
- 表彰式
- 日時
平成30年3月14日(水曜日) 13時30分から14時
- 場所
総務省11階 第3特別会議室
東京都千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎第2号館)
<参考資料>
漁業用海岸局による非常通信訓練
<関連報道発表>
第27回中央非常通信協議会表彰(平成30年3月13日)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban13_02000071.html
〈参考資料〉
漁業用海岸局による非常通信訓練
- 漁業用海岸局(FC)による非常通信訓練は、東日本大震災時の釜石FCの非常通信をモデルとして、平成26年から近隣の中短波・短波FCとの間で、その有効性の確認と習熟を目的に実施。
- 平成28年度の訓練は、中国、四国、近畿及び九州の4総通局管内の漁業用海岸局(FC)9局の合同で、玄界灘西方沖の地震を想定し、長崎FC(九州局管内)を情報伝達の起点/終点とし、隣接する太平洋側又は日本海側のFCを介し、香住FC/宮津FC(近畿局管内)までの間において被災情報及び支援情報の伝達(往復)の非常通信訓練を実施。
- 平成29年度の訓練は、東海総通局も参加し、中国、四国の3総通局管内の6FCと徳島県庁、高知県庁との間で南海トラフ巨大地震を想定した非常通信訓練をブラインド型訓練で実施。
- これまでの訓練により、漁業用海岸局の連携による広域での非常通信確保の有効性(中短波・短波の電波による広域性等や非公衆通信の独自回線)を確認した。
ページトップへ戻る