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報道資料

令和6年3月8日
中国総合通信局

不法無線局の取締りで2捜査機関に感謝状を贈呈
<電波利用の秩序の維持に貢献>

 中国総合通信局(局長:小原 弘嗣)は、重要無線通信(※)や日常での電波利用の妨害の原因となっている不法無線局の取締りを行っています。特に、路上や港湾等での取締りは、捜査機関の協力を得て実施しています。
 このたび、島根県松江警察署及び第六管区海上保安本部玉野海上保安部に対し、不法無線局の取締りに多大な貢献があったので、感謝状を贈呈します。
※警察、消防・救急、携帯電話、放送、気象、電気及び鉄道等で利用される無線通信
贈呈先/贈呈日時 功績
島根県松江警察署
(令和6年3月15日
13時30分から)
 不法無線局取締りを積極的に実施し、重要無線通信に妨害を与えるおそれのある不法アマチュア無線局を摘発するなど、電波利用秩序の維持に多大な貢献をされました。
第六管区海上保安本部
玉野海上保安部
(令和6年3月18日
11時から)
 不法無線局取締りを積極的に実施し、重要無線通信に妨害を与えるおそれのある不法船舶用無線局を摘発するなど、電波利用秩序の維持に多大な貢献をされました。
 当局は、今後も捜査機関と協力して不法無線局の撲滅に努めていきます。
 ※贈呈式は各捜査機関において実施する予定です。

連絡先
電波監理部 監視調査課
電話:(082)222−3327
≪参考≫

1 不法無線局の影響
 不法無線局は、警察無線、消防・救急無線、携帯電話等の重要な通信への妨害、合法無線局の通信への妨害、テレビ・ラジオの受信、電子機器等への障害など、社会的に大きな影響を与える可能性があります。

2 主な不法無線局
  1. 不法船舶用無線
     主に27MHz帯の周波数を使用する不法無線局です。
     広範囲で正規の船舶用無線に混信妨害を与えます。特に船舶の遭難、緊急通信では、秩序正しい通信を行うことが求められますが、不法船舶用無線の通信が妨害を与えるおそれがあります。
     
  2. 不法市民ラジオ
     27MHz帯の周波数を使用する不法無線局です。
     漁業無線などに混信妨害を与えるほか、空中線電力増幅器(ブースター)を使用した場合は、テレビ・ラジオの受信障害、家電製品や電子機器などに障害を与える場合があります。
     
  3. 不法アマチュア無線
     主に140MHz帯、400MHz帯の周波数を使用する不法無線局です。
     アマチュア無線として使用できる周波数を逸脱して運用し、警察、海上保安、消防、防災、航空等の重要無線通信に混信妨害を与える場合やテレビ・ラジオへの受信障害を与える場合があります。

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