財政が厳しい状況の中、歳出削減に日々取り組む自治体。住民に対して結果は示さなければならないものの、サービスの低下は避けなければならず、更なる削減は容易ではない状況にあると思われます。そこで、歳出削減のアイテムの一つとしてご紹介したいのが無線局の電子申請です。
総務省では、無線局の免許申請や再免許申請などの手続きをインターネットを利用していつでもどこからでも行っていただけるよう、電子申請の利用を推進しています。電子申請のメリットはいくつかありますが、中でもおすすめしたいのが「申請手数料が書面に比べて安い」点。例えば防災や消防に使用される無線局のうち、陸上移動局1局あたり(5Wの場合)の免許申請手数料では書面申請より電子申請の方が1,200円お得になります(再免許申請では950円)。つまり、自治体が所有している無線局の申請のコスト削減になるのです。
一方、自治体で電子申請を導入するにあたり直面するのは、電子申請は難しいのではないか?支払い手続きが制度的に不可能ではないか?といった漠然とした不安。そこで、北海道総合通信局では説明会を開催し、自治体の担当者の方々に実際にパソコンを操作しながら電子申請の方法を説明。その場で疑問点や不安な点を一つ一つ伺いながら、解決に向けてアドバイスをさせていただいています。
先日訪問させていただいた滝川市では電子申請の導入にとても前向きで、防災無線担当の土木課だけでなく会計、総務部門の方々も一緒に規則との整合性を整理されていました。平成23年6月の再免許申請だけでも、二十数万円ものコスト削減につながる見込みで、導入に前向きな理由を伺うと「課題はあるが、少しでも経費削減になるのであれば。」(滝川市建設部土木課 千葉氏)とのこと。また、実際の操作を見て「簡単そう」という印象を持たれた様子でした。
北海道総合通信局では今後も電子申請普及促進のための取り組みを進めて参ります。ご質問・ご相談はお気軽に下記までお問い合わせ下さい。
【電子申請に関するお問い合わせ先】
北海道総合通信局 無線通信部 企画調整課
TEL:011-709-2311(内線4625)
基地局、陸上移動局の申請手数料の比較
電子申請は書面よりも約3割安い。
実際にパソコン入力を行い説明