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家のテレビで市役所からのお知らせを見る!

平成22年10月29日up

  地上デジタル放送のデータ放送のように、リモコン操作で市役所からのお知らせを見る、そんなシステムがあるという。ブラウザ機能を利用しているというが、「テレビでインターネット」の操作感が気になるところ。その辺について、システムを構築(注1)した深川市 企画総務部情報化推進室長の小杉氏に伺いました。

  まず、どのように操作するのか教えていただきました。テレビの電源を入れ、リモコンのブロードバンドボタンを押すと「深ナビTV」(北海道深川市テレビ向け情報チャンネル)の画面に。あとはリモコンで見たい項目を選ぶか、そのまま何もしなくても自動で順に再生されました。静止画や音楽とともにインターネット上のテキスト読上げサービスを利用したナレーションも流れるので、家事など別のことをしながらの"ながら見"ができる仕組み。耳で聴いていて気になったらテレビを見ればOKです。以上のリモコン操作や設定、音声再生の有無などは各メーカーのテレビの仕様により異なるため、実機で検証しながら確認したといいます。

  深川市は平成22年度末までに光ブロードバンドの市内全域整備を完成する予定です。また、地デジ移行でネット対応テレビが普及してきているので、これを生かして茶の間のテレビで深川市の地域コミュニティや経済を活性化できないかという思いが動機となったといいます。当初はケーブルテレビなども検討していたものの、配信時間が決まっているほか放送設備や登録費用、点在する農家を網羅するには構築費用もかかります。そこで閃いたのが地デジTV。多くの地デジTVがネットに対応しているのでブロードバンド環境さえあれば、使い慣れたテレビでストレスなく地域情報を得られます。自治体にとっても、テレビ向けブラウザに対応したホームページさえ作成すれば、あとは職員や地域の有志による更新作業のみで、新たにシステム構築するといった費用がかからない。紙媒体と違い、提供したいときに、市民にとって必要な情報をタイムリーに届けることができます。機能の一部を使いデジタルサイネージ(注2)としての利用も可能で、道の駅では観光・物産情報を配信しています。その他、イベントなどの市民の様子(地元新聞社から直接発信による)や、事業所や商店のコマーシャルなど、豊かなコンテンツ内容となっています。

  平成22年7月に運用を開始したばかりで、普及はまだまだこれから。今後は各家庭への普及やリモコンによるアクセスの容易性の確保、コンテンツの充実、ニーズの把握などが課題となるため、例えば学校での授業風景やイベントの様子などを伝えるなど、魅力ある内容で更なるコンテンツの充実を図っていきたいとしています。深ナビTVは深川市民に限らず環境さえ整えば世界中どこでも見ることが可能。自治体からの地域情報を国内や世界へ発信するなど、その活用方法や他自治体への広がりなど可能性を秘めており今後の展開が期待されます。

(注1) 総務省のユビキタスタウン構想推進事業により構築
(注2) デジタル技術を活用し、ネットワークに接続したディスプレイ装置に場所や時間に応じた様々な情報を表示することができる新しいメディアのこと。
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深ナビTVトップページ

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深川市 企画総務部情報化推進室室長
小杉 邦久 氏

画面上でリモコンの操作ボタンがわかる

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スクロールしなくても見られる構成。
文字も大きく読みやすい。

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深川市役所ロビーに設置されたテレビ

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