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「非常通信セミナー2010」を開催
− 命の絆。災害時に役立つ災害情報活用術 −

平成22年11月15日up

  今年は全国的に台風や大雨などによる風水害や土砂災害が多数発生しており、道内においても8月下旬に上川地方で発生した大雨災害では、人身被害のほか、道路の寸断、電話回線の不通により一部の地域が孤立化するなどの大きな被害となりました。
  北海道総合通信局では、そうした非常災害時に備え、防災意識の向上や災害対策に役立てるため、北海道地方非常通信協議会及び北海道テレコム懇談会との共催により、去る10月27日に札幌市内のホテルにおいて「非常通信セミナー2010」を開催しました。
  本セミナーでは、行政機関及び気象学それぞれの立場から、特に風水害、土砂災害対策に関する講演をいただき、各地で起こった災害事例の分析や災害時における情報伝達の課題についての専門分野の話に対し、地方自治体の防災担当者をはじめ参加された多くの方々が熱心に耳を傾けていました。
  また、セミナー会場には、通信機器メーカーや通信放送事業者の協力により、最新の防災通信関連機器を一堂に集めた展示コーナーが設けられ、デジタル防災無線や情報携帯端末などを展示した各ブースでは参加者からの質問にスタッフが忙しく応対するなど、ここでも防災に対する関心の高さが伺われ、有意義なセミナーとなりました。

【講演】
  1. 「非常時に備えた情報伝達等について」
    − 風水害対策を中心として −
     総務省消防庁 国民保護・防災部防災課
        防災企画係長 川合 清和 氏
  2. 「近年の北海道の気象災害と災害情報の課題について」
     一般財団法人日本気象協会 北海道支社
        防災対策室長 松岡 直基 氏
消防庁 川合係長画像

総務省消防庁 国民保護・防災部 防災課
防災企画係長 川合 清和 氏

日本気象協会 松岡室長画像

一般財団法人日本気象協会 北海道支社
防災対策室長 松岡 直基 氏

 

防災関連機器画像

防災通信関連機器展示ブース

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