平成24年3月30日up
東日本大震災における情報通信分野の取り組みを今後に生かそうと、「大規模災害と情報通信セミナー」を3月1日、札幌で開催しました。通信インフラ・放送・インターネットの各分野で対応にあたった方が、震災発生時の状況や復旧への取り組みを報告しました。
NTTドコモの安藤氏は、鉄塔を復旧させ電波を出したわずか数分後に近所の人が気づくのを見て、「復旧がどんなに待ち望まれていたかを実感した」と当時を振り返りました。震災から数々の教訓を得て現在は、大ゾーン基地局の設置、バッテリーの24時間化、エリア早期復旧のための無線ルートの活用などにも取り組んでいるそうです。また、3月1日から開始した、録音した音声のデータを相手の携帯電話に送ることができる「災害用音声お届けサービス」(対象機種のみ 料金無料)について「ぜひご利用いただきたい」と話していました。
株式会社NTTドコモ北海道支社ネットワーク部長
安藤 禎宣 氏
NTTドコモの安藤氏は、鉄塔を復旧させ電波を出したわずか数分後に近所の人が気づくのを見て、「復旧がどんなに待ち望まれていたかを実感した」と当時を振り返りました。震災から数々の教訓を得て現在は、大ゾーン基地局の設置、バッテリーの24時間化、エリア早期復旧のための無線ルートの活用などにも取り組んでいるそうです。また、3月1日から開始した、録音した音声のデータを相手の携帯電話に送ることができる「災害用音声お届けサービス」(対象機種のみ 料金無料)について「ぜひご利用いただきたい」と話していました。
日本放送協会 仙台放送局長
菅 俊秀 氏
続いてデジタルガレージの佐々木氏は、福島県内からつくば市へ避難する住民200名分の毛布がTwitterの呼び掛けで2時間で集まったエピソードを紹介。Twitterが震災時の情報伝達ツールとしても貢献した状況を伝えました。一方、デマも拡散しましたが、「情報の信憑性を各自確認の上ツイートしてください」と呼びかけた結果、正しい情報の拡散で自浄作用が働いた様子を紹介しました。
株式会社デジタルガレージtwitterカンパニー
佐々木 智也 氏
最後に、北海道テレコム懇談会が取りまとめた「大規模災害時の情報通信レポート」を事務局長の清水氏が紹介しました。東日本大震災による情報通信インフラの被災・復旧状況や、様々な知恵と工夫で情報伝達を支え被災地を支援したICTの活用事例を整理・分析し、広大な北海道で大規模災害に備えるために必要な方策をまとめたレポート内容を報告しました。
北海道テレコム懇談会 事務局長
清水 友康 氏
会場内では、災害対策用ICT機器展示も併せて行われ、大災害に備えた最新の技術が注目を集めていました。
東日本大震災からまもなく1年を迎えるこの日、予定定員を大幅に超える200名の方が聴講されました
【参考】北海道テレコム懇談会ホームページ
「大規模災害時の情報通信レポート」(概要版)PDF![]()
災害時の通信を支えた情報通信機器の展示
総務省からは、自治体等への貸し出し用の衛星携帯電話や連絡用無線機等を展示