総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 北海道総合通信局 > トピックス記事 > 「北海道都市型地震災害対処訓練」に参加しました

「北海道都市型地震災害対処訓練」に参加しました

平成25年2月22日up

  当局は、1月23日から25日までの間、北海道と陸上自衛隊北部方面隊の共催により実施された「北海道都市型地震災害対処訓練」に参加しました。

  訓練には、石狩管内8市町村の自治体、消防等の17防災関係機関の職員約2,300名も参集し、陸上自衛隊北部方面隊のシミュレーションシステムを活用して行われ、23日午前5時に札幌市直下を震源とする最大震度7の地震が発生し、都市機能が喪失、公共交通機関がストップ、道路寸断で自家用車の利用もできなくなり、道庁本庁舎が被災して使えないという想定のもと実施されました。

  訓練シナリオは道庁別館に災害対策本部を設置するまでを予め用意し、その後60時間にわたり、シミュレーションシステムによって刻々と変化する被災状況に対して、迅速な被災者の救助やライフライン等の復旧のため、参加した関係機関が相互に調整を行い、同システム上に各関係機関が対応した情報を入力し、その結果を逐次検証する形で進められました。

  当局では、災害対策本部に防災対策推進室の職員を派遣し、自治体等から出された災害対策用移動通信機器の貸出要請や、避難所における携帯電話の通信の輻輳に迅速に対処するため、無線局免許手続きに係る臨機の措置等の要望に対応しました。

  今回の訓練において、災害発生後の迅速な人命救助、避難所への援助物資の搬送等の効率的な対応には関係機関相互間での連絡手段の確保の重要性が改めて認識されました。

  当局は今後とも非常災害時における支援のため積極的に取り組んでいきます。
 

災害対策本部の写真

(災害対策本部) シミュレーションシステムからの情報を収集・分析


災害対策本部の写真

(災害対策本部) 関係機関が相互に情報交換を行い被災状況等を確認


 

ページトップへ戻る