報道資料
平成22年5月20日
北陸総合通信局
「150MHz帯アナログ簡易無線局用周波数における デジタル方式との周波数共用に関する調査検討会」を開催
総務省北陸総合通信局(局長:吉武 洋一郎)は、「150MHz帯アナログ簡易無線局用周波数におけるデジタル方式との周波数共用に関する調査検討会」を下記のとおり開催します。
本調査検討会では、現行の150MHz帯アナログ簡易無線用の周波数帯においてデジタル簡易無線用の周波数の割当方策並びにアナログ簡易無線と共用して使用する際に必要な条件等について調査検討を行い、平成23年3月を目途に報告書を取りまとめる予定です。
1 調査検討会開催の背景及び目的
簡易無線は、簡単な手続きで使用できる無線システムとして広く利用されており、現在全国で約70万局、北陸管内でも約1万4千局が開設され、特に400MHz帯の簡易無線は、平成20年8月にデジタル方式が制度化されたことから、ますます利用が拡大しています。
一方、150MHz帯の簡易無線は、同周波数帯がたいへん逼迫しているためデジタル方式は未だ導入されておらず、400MHz帯に比べ通信距離が長く、山間部など地形上不利な条件においても通信が確保しやすいなどの特徴もあることから、早急にデジタル方式の導入が望まれています。
このため、本調査検討会は、既存の150MHz帯アナログ簡易無線の周波数帯内において、デジタル方式の周波数を共用して使用することが必要ではないかと考え、デジタル簡易無線用の周波数の効率的な割当方策並びに共用して使用する際に必要な条件等について調査検討を行うことにより、デジタル簡易無線の普及促進とともに、周波数の効率的な利用に資することを目的として開催するものです。
2 第1回会合の概要
(1) 日時 平成22年5月26日(水) 14時から
(2) 場所 総務省北陸総合通信局 第1会議室
金沢市広坂2-2-60 金沢広坂合同庁舎6階
(3) 構成員
別紙のとおり
(4) 議事
- 開催趣旨の確認
- 設置要綱、作業部会の設置及び審議予定の承認
- 座長の選出、副座長(作業部会の主査)の指名
- デジタル簡易無線の現状と課題
- デジタル無線等の周波数割当に関する検討事例紹介(仮題)
- 通信試験の構想について(仮題)
- その他
3 傍聴申込方法
傍聴をご希望の方は、お名前、ご機関名及びご連絡先を記載した電子メールにより、下記アドレスあてにお申し込みください。
E-mail:freq-hokuriku_atmark_soumu.go.jp
※スパムメール対策のため「@」を「_atmark_ 」と表示しております。送信の際は「@」に変更してください。
【参考】
別紙
150MHz帯アナログ簡易無線局用周波数における
デジタル方式との周波数共用に関する調査検討会
(構成員名簿)
(敬称略・五十音順)
加藤 数衞 株式会社日立国際電気 通信事業部 主管技師長
狩俣 恭太カ 社団法人電波産業会 研究開発本部次長
川 和雄 株式会社ケンウッド 無線システム事業部システム技術部 部長
川ア 正勝 社団法人全国陸上無線協会北陸支部 副支部長
(銀扇福井株式会社 代表取締役)
川瀬 克行 パナソニックシステムネットワークス株式会社
インフラシステム・ビジネスユニット 技術1グループ
新規事業開発チーム 参事
杉野 昭男 アイコム株式会社 ソリューション事業部企画開発課 次長
竹垣 弘 社団法人全国陸上無線協会近畿支部 企画調査委員
田中 憲治 社団法人全国陸上無線協会北陸支部 支部長
(北陸電子株式会社 代表取締役)
中村 嘉宏 株式会社バーテックススタンダード 新事業開発部
国内営業部 マネージャー
藤元 美俊 福井大学大学院 工学研究科 情報・メディア工学専攻 准教授
守山 栄松 独立行政法人 情報通信研究機構
情報通信セキュリティー研究センター
トレーサブルネットワーク研究マネージャ
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