報道資料
平成23年6月17日
北陸総合通信局
北陸初、船舶用レーダーを陸上で常設運用
―舳倉島の沿岸漁場監視用レーダーに免許―
総務省北陸総合通信局(局長 斉藤 一雅)は、本日、輪島市(市長 梶 文秋)から申請のあった無線標定陸上局(レーダー)に対し、免許を付与しました。
本無線局は、国内外の漁船による違法操業対策のために設置されるもので、比較的安価な船舶用レーダーの設備を使用しています。
船舶用レーダーは、通常の沿岸監視用レーダーとは周波数が異なるため、輪島市の要望を受け、地域周波数利用計画を変更して実現したものであり、船舶用レーダー設備を利用したものとしては北陸管内では初の免許となります(実験試験局を除く。)。
輪島市では、近日中に運用開始を予定しており、同地域の漁業振興への貢献が期待されています。
【免許の概要】
無線局の種別 |
無線標定陸上局 |
申請者名 |
輪島市 |
周波数 |
9GHz帯 |
空中線電力 |
25kW |
設置場所 |
輪島市海士町(あままち)舳倉島(へぐらじま) |
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