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報道資料

平成26年11月26日
北陸総合通信局

災害対策用FM補完中継局に全国で初の免許

 北陸総合通信局(局長 星 克明(ほし かつあき))は、北日本放送株式会社(代表取締役社長 横山 哲夫(よこやま てつお))に対し、8月19日付けで予備免許をしたFM補完中継局(KNB富山FM)について、本日付けで免許を付与しました。
 本中継局は、富山市にある同社のAMラジオ放送の富山ラジオ送信所(親局)が、災害発生時に被害を受け放送の継続が困難となる事態への対策を目的とするものであり、同目的によるFM補完局の免許は、北日本放送株式会社と南海放送株式会社(愛媛県)が全国初となり、両者は12月1日から放送開始の予定です。

【FM補完中継局】
 FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において災害対策等のために超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。
 総務省では、「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」の提言(平成25年7月公表)を踏まえ、ラジオにより平時の生活情報や災害発生時の被災情報、避難情報といった国民に必要な情報が適切に提供されるよう、FM補完中継局に関する制度整備を行ってきました。
 FM補完中継局は、主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV-Low帯域の一部(90〜95MHz)の周波数を使用することとし、災害対策又は難聴対策(都市型難聴対策、外国波混信対策(注)又は地理的・地形的難聴対策)を目的とするものの開設が認められています。

 注:外国波混信対策を目的とするFM補完中継局については、従来から開設が可能。


別紙1 放送局の概要PDF
別紙2 放送区域概略図PDF

関係報道資料
 ・FM補完中継局に予備免許(平成26年8月19日)


連絡先
情報通信部放送課
(担当:金子、竹田)
電話:076−233−4490

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