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報道資料

平成28年9月27日
北陸総合通信局

富山市総合防災訓練において災害時の放送の確保訓練を実施

〜 地域のコミュニティ放送局を活用した臨時災害放送局の開設訓練 〜
 総務省北陸総合通信局(局長 吉武 久(よしたけ ひさし))は、平成28年10月1日(土)に実施される「平成28年度富山市総合防災訓練」において、災害時におけるラジオ放送の確保が迅速に行えるよう、下記のとおり放送の確保訓練を実施します。
 災害時においては、被災者支援情報や生活関連情報等の伝達手段としてラジオ放送の果たす役割は大きく、本年4月の熊本地震においても放送の確保の観点から臨時災害放送局(FM放送局)が特例措置による迅速な手続きで開設されています。
 今般、災害時において迅速に放送を確保できるよう、富山市と地域のコミュニティ放送局である富山シティエフエムが連携し、臨時災害放送局の開設訓練を実施することとしたものです。
 富山市総合防災訓練においては、臨時災害放送局の開設訓練は初の試みとなります。
 訓練模様は訓練会場のサテライトスタジオから、特別番組として生放送される予定です。

  1. 訓練日時
     平成28年10月1日(土) 8:30 〜 10:40

  2. 訓練場所
     富山市大山総合グラウンド・大山社会体育館 ほか

  3. 訓練概要
     被災自治体である富山市が、被災者支援情報や生活関連情報を正確かつ迅速に伝達するため、地域のコミュニティ放送局である富山シティエフエムの協力を得て、臨時災害放送局(FM放送局)を開設する訓練を実施。
     また、開局に要する北陸総合通信局への申請手続きについて、特例措置により口頭で迅速に処理する訓練を実施。

    ア 参加機関
      (1) 富山市
      (2) 富山シティエフエム株式会社
      (3) 北陸総合通信局

    イ 訓練手順
      (1) 富山市から富山シティエフエム(コミュニティ放送局)に、臨時災害放送局の開設と申請代行等の協力を口頭で要請。
      (2) 富山シティエフエムから富山市に、協力要請を受諾する旨、口頭で回答。
      (3) 富山シティエフエムから北陸総合通信局に、自社のコミュニティ放送局の休止届と、富山市が開設する臨時災害放送局について電話で免許申請。
      (4) 北陸総合通信局から申請代理人である富山シティエフエムに、富山市に免許する旨、電話で通知。
      (5) 富山シティエフエムから富山市に、免許を付与された旨、口頭で連絡。
      (6) 富山市は、富山シティエフエムの協力を得て臨時災害放送局を開設。
     

連絡先
情報通信部放送課
担当:綿谷、竹田
電話:076−233−4490

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