報道資料
平成30年8月30日
北陸総合通信局
石川県防災総合訓練において
映像伝送システムを用いた情報収集訓練等を実施
〜 公共ブロードバンド移動通信システムの実演 〜【大雨のため延期】
「石川県防災総合訓練」は、大雨のため延期になりました。
総務省北陸総合通信局(局長 山田 和晴(やまだ かずはる))は、平成30年 9月2日(日)に石川県宝達志水町で実施される「平成30年度石川県防災総合訓練」において、下記のとおり映像による情報収集訓練等を実施します。
発災時の的確な初動対応のために、迅速かつ正確に情報収集が行えるよう、被災地の状況等を映像により把握し、被災映像の確認を通じた救助要請を決定することが重要となります。
今回の訓練は、北陸総合通信局と富士通(株)及び(株)富士通ゼネラルが共同で公共ブロードバンド移動通信システムを用いた情報収集訓練の実演を行うほか、当局 から地方公共団体へ貸与可能な災害対策用移動通信機器や災害時の被災者支援 情報、生活関連情報等の伝達手段に非常に有効な臨時災害放送局等の展示を行います。
記
- 訓練日時 平成30年9月2日(日) 9:00 〜 12:00
- 訓練場所 石川県防災総合訓練
公共ブロードバンド移動通信システム(※)の実演
:滝港(羽咋市)ほか(各訓練会場と当局ブースを映像でつなぐ)
移動通信機器等の展示
:石川県宝達志水町(宝達志水グラウンドゴルフ場内)
※ 公共ブロードバンド移動通信システムは、ビデオカメラ、アンテナ、テレビ (ディスプレイ)、無線機2台(移動局・基地局)等により構成。被災地の映像及び音声を機動的に伝送可能。専用に割り当てられた無線周波数帯を使用して いるため混信が少なく、見通しで約25キロメートル程度の長距離伝送を実現。見通しのきかない山間部等においても利用可能。
- 訓練概要
(1) 公共ブロードバンド移動通信システムを用いた情報収集の実演 【参考資料1参照】
発災時の的確な初動対応に迅速かつ正確な情報収集が行えるよう、富士通(株)、(株)富士通ゼネラルと北陸総合通信局が共同で、公共ブロードバンド移動通信システムを実演。
無線機(移動局)を所持した担当者が滝港での物資輸送訓練のほか、各訓練会場内の模様を映像と音声を北陸総合通信局展示ブースに設置された無線機(基地局)へ伝送し、確認。
(2) 災害対策用移動通信機器等の展示 【参考資料2参照】
災害時等に当局から貸与可能な災害対策用移動通信機器等を展示。
1) 簡易無線機
2) MCA無線機
3) 衛星携帯電話
4) ICTユニット
5) 臨時災害放送局設備
※ 総務省では、移動通信機器( 簡易無線機300台、MCA無線機280台及び 衛星携帯電話300台)を全国11箇所に配備。災害時に、地方公共団体等からの要請があれば貸出しを実施。
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