報道資料
平成27年9月1日
高知県安芸市で臨時災害放送局開設を想定した受信調査を実施
≪四国初‐南海トラフ巨大地震等に備え、9月6日に住民参加の防災訓練で実施≫
四国総合通信局(局長:元岡 透(もとおか とおる))は、高知県安芸市が実施する総合防災訓練において、臨時災害放送局の開設を想定した受信調査を行います。
高知県安芸市は、南海トラフ巨大地震等の災害発生時に備えた総合防災訓練を平成27年9月6日(日)に予定しています。四国総合通信局は、臨時災害放送局を想定した実験試験局を安芸市消防防災センターに設置し、避難場所に指定されている施設のうち40か所で市役所職員の協力により受信状況を確認します。
また、住民の方もお持ちのFMラジオで受信状況を確認することができます。
臨時災害放送局開設に向けた受信調査を住民が参加する防災訓練で実施するのは、今回が四国で初めてです。
表:調査に使用する実験試験局の概要
呼出名称 |
そうつうしこくりんさいエフエムじっけん1 |
電波の型式、周波数及び空中線電力(注) |
200K F8E 76.7MHz 20W |
設置場所 |
安芸市消防防災センター(安芸市西浜190番地1) |
調査予定日時 |
平成27年9月6日 9時30分〜12時 |
調査内容 |
高知県安芸市内の避難所のうち40か所で受信状況調査
(避難所のうち山間部の5か所は実施しない。) |
(注)周波数等は今回の総合防災訓練において行う調査で用いるものです。将来、高知県安芸市内に臨時災害放送局を同じ内容で開設することを保証するものではありません。
(参考)臨時災害放送局は、災害が発生したときに、地域住民に安全・安心に関する情報を提供するため、地方公共団体等が臨時かつ一時的に開設するFMラジオ放送局です。東日本大震災後、28市町で30局の臨時災害放送局が開設され、避難情報、救援情報等を提供し、被害の軽減、被災者の生活安定に寄与しました。
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