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報道資料

平成27年11月5日
四国総合通信局

南海放送株式会社の難聴対策用FM補完中継局に予備免許

 四国総合通信局(局長:佐藤 裁也(さとう たつや))は、南海放送株式会社から免許申請のあったFM補完中継局2局(RNB川之江FM及びRNB大洲FM)に対して本日予備免許を付与しました。
 本中継局は、愛媛県新居浜市及び大洲市にある同社のAMラジオ放送の送信所(中継局)に係る、地形的・地理的要因による難聴解消を目的として開設するものであり、四国のFM補完中継局は、同社の計4局となります。

 FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において災害対策等のために超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。
 総務省では、「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」の提言(平成25年7月公表)を踏まえ、ラジオにより平時の生活情報や災害発生時の被災情報、避難情報といった国民に必要な情報が適切に提供されるようFM補完中継局に関する制度整備をおこなってきました。
 FM補完中継局は、主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV-Low帯域の一部(90〜95MHz)の周波数を使用することとし、従来より開設可能であった外国波混信対策を目的とするものに加え、平成26年5月7日から、災害対策又は都市型難聴対策及び地理的・地形的難聴対策を目的とするものの開設が認められることになりました。
 本制度改正を受け、南海放送株式会社から難聴対策用FM補完中継局の免許申請があり、これに対し予備免許を行うものです。

 

【別紙1】FM補完中継局の概要(RNB川之江FM及びRNB大洲FM)
【別紙2】「RNB川之江FM」放送区域概略図(PDF 148KB)PDF
【別紙3】「RNB大洲FM」放送区域概略図(PDF 156KB)PDF

【別紙1】

表:FM補完中継局「RNB川之江FM」の概要
申請者 南海放送株式会社
放送区域
及び
放送区域内
世帯数
愛媛県四国中央市の一部
30,756世帯(申請による)
※放送エリアは別紙2PDFのとおり
送信所の
設置場所
愛媛県四国中央市
電波の型式、周波数 F8E 91.2MHz
空中線電力 10W (最大実効輻射電力 16.5W)
本放送開始
予定日
平成27年12月1日
(注:本放送開始予定日は、変更になる場合があります。)
 
表:FM補完中継局「RNB大洲FM」の概要
申請者 南海放送株式会社
放送区域
及び
放送区域内
世帯数
愛媛県大洲市、喜多郡内子町及び西予市の各一部
18,063世帯(申請による)
※放送エリアは別紙3PDFのとおり
送信所の
設置場所
愛媛県大洲市
電波の型式、周波数 F8E 91.7MHz
空中線電力 30W (最大実効輻射電力 105W)
本放送開始
予定日
平成27年12月1日
(注:本放送開始予定日は、変更になる場合があります。)

連絡先
四国総合通信局 情報通信部 放送課
担当:松本課長、丸岡課長補佐
電話:089-936-5037

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